さららのブログ

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日々のあれこれ、三人の娘たちのこと、社会や政治のこと、若い頃の思い出など、気のむくままに綴っております。

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先週、初めて石垣島に行った。陸上自衛隊ミサイル基地建設が3月に着工され、その進捗状況を見るためと反対運動に参加するためである。

一昨年の夏に宮古島に行ったときに陸自基地予定地の千代田カントリーはまだ測量段階だったのに、今年の始めに再訪したときにはすっかり景色も地形も変わり、様々な施設が出来上がっていて、とてもショックだった。その経験から石垣島のこともずっと気になっていた。

この夏、石垣島の方と知り合えたのをきっかけに早々と飛行機の予約をした。

政府がもくろむ南西諸島の軍事要塞化に関わる場所をいくつか案内してもらい、数名の方とゆっくり話をする機会を持てた。出会ったのは、本気で何とかして基地建設を止めたいと願い、行動している方ばかりだった。

今、工事が進行しているのは沖縄県最高峰の於茂登岳の山麓だ。山肌を削り深い谷を埋める計画らしい。もし基地が完成してしまったら(完成しなくても)地勢はガラッと変わる。沖縄防衛局が環境アセスメントを回避したので、工事による自然への甚大な影響はまったく計り知れない。

軍事基地に反対し工事を止めるために私たちができることは、多くはないがいくつかの方法がある。事実を広め世論に訴える、署名を集める、行政と交渉する………そして工事現場で直接止める。

宮古島の清水早子さんは「私は現場主義だから」と、たったひとりでも工事用ゲートで行動され、今も保良の弾薬庫建設現場で頑張っていらっしゃる。

「あつまれ辺野古」もそうだ。選挙活動も条例策定の勉強会も県議との交渉も全国行脚しての啓発もやりながら、基本は現場で止める行動を続けている。

石垣島で私が出会った方々は皆、現場での直接行動に意欲的なのだが、運動体の足並みが揃わず「わじわじ」しているという感じだった。

もちろん、利用できるものは全て利用し、働きかけられるところは全て働きかけるのは大切だが、政治も司法もメディアもほとんど機能していない今の日本で、直接行動の意義は決して小さくない。

しかしそのためには人が集まらなければならない。私もようやくひとりでダンプカーの前に立つのに慣れてはきたが、人数は多いほうがいいに決まっている。

石垣島の現場に、島の内外からもっと多くの人に集まってもらいたい。

工事現場を上から見ようと於茂登岳の中腹あたりを車で走っていたとき、何とも幸運なことにカンムリワシに遭遇した。あたり一帯は重機の轟音が響き渡っていたが、そこはやや静かな場所だった。

カンムリワシは道路の端にうずくまり、近寄ってもじっと動かない。うつむいて何か考え込んでいるような姿だった。まもなく自分の居場所が奪われてしまうことを察知し、思い悩んでいるようにさえ見えて、印象的だった。

一昨年あたりから隔月で沖縄に行き、だいたい1週間滞在するのが通例になっている。大抵は安和と塩川だが、石垣島も宮古島も気になる。体はひとつしかないので、仲間を増やすしかない。

どなたか、お願いします。