7月20日
記録
のんの容体が更に悪くなり、話しをすることが出来なくなってしまいました。
呼吸も苦しそうであり、酸素マスクなしでは厳しい状況です。
そのような中で、言葉にならない声を必死に絞り出し何かを伝えようとしています。
少しでも楽になるためモルヒネを早送りしようかと、問いかけると頑なに拒否します。
恐らく意識が薄くなることが嫌で、頑張ってるのだと思います。
少しでもこの苦しみから解放されたいと思っているはずなのに。。
私は話しかけました。
楽しかったこと。
のんが私に与えてくれたもの。
そして、出会ってから今までとても幸せだったこと。
今改めて思います。
どんなに辛いときしんどい時があっても、
家に帰るとのんが迎えてくれて、
それでまた頑張れた。
支えているつもりが、実は自分の方が支えられていたんだな、と。
残された時間、感謝の想いを伝え続けて行きたいと思います。