冷たい北風が吹く1日だった

日課のストレッチを終えたらなんとなく外出した気持ちになった

幸い雪も上がって、陽射しも射し込んでいたんだ

そしてなんとなく遠野に向かったんだ

久しぶりに「かっぱ淵」でも覗いてみるか…と、取り敢えず降り立つと

凍てつく北風、それでも来たからには散策

以前、確か3〜4年前に来た時にはなかったものがある

新しい看板が建てられている

サイクリングコースを整備しているようだ

しっかりと英語表記「kappabuchi Pool」、Poolは必要か？

生憎、カッパ橋は工事中で迂回である。今月一杯は通行止め

カッパ淵

河童

釣竿あります

餌はきゅうり

外の凍てつく寒さとは反対に株式市場は熱いね

帰宅してチェックすると一直線に抜けている

株式市場は上がり続けることが常態化しているかのようだ

さて株式を買う、ポジションを取ると必ず期待とリスクという領域を把握する必要がある

簡易に書いてみた

波の下、赤●で買いポジションを取ったとする。別に一点必中の一点買いでも、買い下がりでも、適当な分割買いでもなんでも良い。平均値が赤●だっとする

そこからスルスル〜と上昇してこんなもんか？と緑●で決済。この上げ幅が利益になる、買いポジションを取った時には期待ゾーンになる

ここで緑●で売ったものを買う人が居る。買う人がいないと売買が成立しないので当たり前である

そうなると緑●で買った人の期待ゾーンは買いポジション以上であり、それ以下は含み損ゾーン、すなわちリスクゾーンとなる

株式指標は、これまで緑●で買ったとしても常にその後に高値を更新してきた

上げ相場である

下げたとしても必ず高値を更新して、含み損が含み益になる

しかし、緑●で買ってしばらくして下がる、上げ相場では「押し」になる。これは下に行かないことが分かって始めて「押し」と分かるので下げ始めた時や下げている最中はそれが「押し」と判断することはフライングだ。（下げ相場から上げ相場に転換した時などはまた状況が異なる）

そして下げている最中にも売買が成立しているので、損切りする人とそれを買う人が常に居る

個人個人のポジションによって各々の期待ゾーンとリスクゾーンが形勢される

今は上げ相場である、これが下げ相場に移行するとどうなるか？

それを想像することができることも必要であると思う

月足の上げ相場が下げ相場に転換するということはどういうことなのか

今の上げ相場が永遠に続くという思考の常態化が恒常化されると、いつの間にかそれが常識になってしまう

相場ではなるべくリスクを最小限に抑えることが重要であることは誰もが分かることだと思う

異常が常識になるというのは怖いものだ

ということを日本の無限国債発行で思ったのだ

なんの記事だか忘れたが、コメント欄には普通に「国債はどんなに増えても問題ない」という理屈が述べられていた

GDPに比して何割とか、国債は資産でもあるとか、今なんとも無いんだからこれからも問題ないとか、どうせ日銀が保有するんだからなどなど、完全に国債無限発行に依存することが恒常化されてしまっている書き込み

しかもその根拠が「誰々がこう言っていた」とか「財務省は嘘つきだ」とか、ようわからん

「原則赤字国債発行厳禁（ただしインフラ整備に対する建設国債はOK、終戦後の発展途上のため）」という法律を無効化して、一度限りで翌年の現金償還義務が課された特例赤字国債の発行が始まり、次には現金償還義務は撤廃、償還時期の延長、単年度単位の特例赤字国債発行の常態化、最後に償還時期がきた国債を新規発行の国債（借換債）で処理する借金のためにさらに借金をすることが常態化している

「国債を償還できない」が「国債は償還する必要がない」に思考がすり替わっている人もいる

今では「国はいくらでも国債を発行するべきだ。それで国民を豊かにする必要がある」という理屈を述べる人もいるようだ

今後、日本経済は衰退する方向は間違いない。GDPも小さくなるだろう

国債は無限に積み上がって、経済は縮小する

慢性財政赤字も改善される余地は皆無

どんなことでも慣れると常態化、恒常化する

異常が恒常化するというのは怖い

不都合が表面化するまでは詭弁が幅を利かせる

誰の目にも明らかに不味いことが分かるまでは「大丈夫」だ

なんてね