今日も快晴

ただ湿度が低い

世の中で溢れているお金が居場所を探している

活況の日本株式市場、あるいは為替、はたまた仮想通貨（暗号資産）？

ビットコインにも資金が流れ込み続けている

この仮想通貨あるいは暗号資産て名称は価値があるように錯覚させる役目もあるんだろうな

無限ナンピンを積み立てと言い換えるような感じに、積み立てだといかにも安全・堅実に資金が増大するようなイメージになる

どんなことも中身を理解しないと危険な世の中であるようだ

ネットの検索結果の瞬時の回答ではなくて、なんていえばいいんだろうな

まあどうでもいいことか

随意契約ってなんなんだろう？

確か東京都若年被害女性支援事業も『随意契約＝公法上の契約に類する契約』という都合が良い建て前を盾にして「審査なし契約」を越権して承認していたんだっけな

クジラ「淀ちゃん」処理費８０００万円、大阪市が一転調査へ…積算根拠なく課長が引き上げを進言 - ライブドアニュース大阪湾に迷い込んだクジラの死骸処理費が大阪市の試算の2倍以上に膨らんだ。市大阪港湾局の課長が試算額を積算根拠なく引き上げるよう進言したという。市は「契約は適正だった」との姿勢から一転、経緯の調査に乗り出す

news.livedoor.com

大阪市は担当課・海務課に対して自ら交渉すると率先した経営改革課長の積算金額に根拠がないことを認めた。とある

　”昨年１月に大阪湾に迷い込んだクジラの死骸処理費が大阪市の試算の２倍以上に膨らんだ問題で、市大阪港湾局の契約担当課長が読売新聞の取材に対し、市の試算額を積算根拠なく８０００万円に引き上げるよう同局長に進言したと認めた。”

当初、担当課・海務課の試算と見積もりを依頼した会社との金額が2倍の開きがあった

”同局は昨年３月初め、費用を３７７４万円と試算したが、同社が提示した８６２５万円とは２倍以上の開きがあり、交渉が難航した。”

金額が合わないところに本来担当ではない経営改革課長が率先して話を進めて「費用総額8,000万円」とする

”同局の契約を担当する経営改革課長が昨年３月３、１５、２５日に丸山順也局長らに送った３通のメールを入手した。交渉は本来、海務課の役割だったが、経営改革課長はメールで、自らが同社と調整すると説明し、総額で同社と合意した上で、積算根拠は後から検討する方法を提案。総額は「８０００万円にすべきだ」と主張した。”

そして随意契約を結んだ

”試算額は同月３０日、課長の主張に沿った金額の８０６３万円に引き上げられ、翌３１日、それに近い８０１９万円で同社との随意契約が結ばれた。”

その後の対応

市長は契約は適正と判断

”横山英幸市長は読売新聞が報じた後の１月４日、「（契約手続きは）違法性はなく、適正だった」と述べ…”

契約管財局はメール内容から調査が必要と判断

”市契約管財局は、読売新聞の指摘でメールの内容を把握したことなどを受け、「試算額が適正に見積もられたのかを調べる必要がある」と判断。”

随意契約した会社の担当者は元市職員である

”同社の担当者は元市職員で課長と親しいといい…”

より簡単にすると担当ではない課の人が勝手に交渉を進めて随意契約した。と、いうことになるんだろうな

契約自体は担当の海務課がしたんだろうな、関係ない課は決済できないもんね

これもある意味では内部告発なようなものか？

”市大阪港湾局の丸山局長は課長の進言を考慮したかについて、「メールのやり取りは非公開にしており、答えられない」としている。”

メールは公開できないが契約管財局は調査が必要と判断した

そして「適正な見積もり」はなく「総額を決めただけ」という随意契約なのだから適正なわけがない

随意契約という建て前で税金を垂れ流すことが正当化されてしまうんだな

結局、人脈で税金も引っ張ってこれるってことだな。そこに元市職員を雇用する理由もあるだろうし

政治の世界でも公務員の世界でも「法令遵守＆金銭感覚がまともな人」はやっていけないのかもしれないな

人脈は金なり、というところでしょうか

色々とあって問題が表面化すれば正そうとする人も出てくるが、あくまでもそれは氷山の一角だろう

先日なんとなく録画しておいた映画「スノーデン」を観たのだが

アメリカだって上層部はやりたい放題である

事実を表面化するためには証明データがいる、しかしそのデータを公開すれば機密データ漏洩などによる『スパイ活動取締法違反』で国家から公訴される。それは罪人を意味する

それでもスノーデン氏はやった

その結果は司法が示している

米連邦高裁、スノーデン容疑者が暴露した大量監視に違法判決サンフランシスコの米連邦高等裁判所は２日、エドワード・スノーデン容疑者が暴露した米国家安全保障局（ＮＳＡ）による大量監視を違法とする判決を下した。大量監視を正当と主張していた米情報機関幹部は真実を語っていないと指摘した。

jp.reuters.com

”エドワード・スノーデン容疑者が暴露した米国家安全保障局（ＮＳＡ）による大量監視を違法とする判決を下した。大量監視を正当と主張していた米情報機関幹部は真実を語っていないと指摘した。

連邦高裁は、何百万人もの米市民の通信記録を令状なく収集したことは外国情報監視法（ＦＩＳＡ）に違反している上、違憲の公算が大きいと言い渡した。”

内部告発者が悪者になる、というのは古今東西変わらない

しかしそこはアメリカ、司法が機能している様子がうかがえる

ただし国家の上層部はよりバレないように事を進めるだろうことも分かる

機密情報（上層部にとって都合が悪いデータ）を漏洩すると罪人だよ！という事を知らしめている

ウィキリークスに機密文書を漏洩したブラッドリー・マニング氏も有罪だ

https://www.newsweekjapan.jp/column/takiguchi/2013/08/post-713.php

中国の国家政権転覆罪、香港では香港国家安全維持法（先日、周庭氏が指名手配された）

ロシアの大統領令

そしてアメリカでは「スパイ活動取締法違反」

国家の上層部に逆らった者は逃げるしかなくるという現実