田吾作のブログ

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色々と問題が噴出した都知事選も予想通り現職の強みで小池百合子が3選を果たした。大した失点もなく1期目当選時に、移転以外選択枝の無い事が分かってる豊洲移転問題でも、結論が分かってるにも拘らず僅かな反対派に斟酌して1年間もの長きに渡って移転を先延ばしにして1年間のブランクの迷惑と損害等目もくれずに、賛成派反対派両者の意見に耳を傾けるPoseでPopulist迎合主義の顔を遺憾なく発揮して初めの仕事を演出して乗り切った。今回の都知事選は立候補の届出者が54名と言うかつて例を見ない大人数も去る事ながら、選挙演説中にNHK等公認の「翼の党」とかいうポニテの兄さん達による本命候補者達の演説妨害や選挙カー追いかけ行為等が行われ「法律的には問題無い」と公言して道義的に問題ある行動起こして家宅捜査・逮捕される候補者が現れたかと思えば、全裸M字開脚の写真を応援演説の協力Posterとして提供した桜井Miuという風俗嬢が張り出されたり(応援された候補者ジョーカー風化粧をした候補者の名前は覚えられず)犬・猫の写真Poster/我が子の写真Poster/風俗店の宣伝Poster/その他選挙とは全く関係の無い訳の分からないPoster多数が選挙公示掲示板に大量に張り出された初めての選挙だった。正に日本の民主主義の程度が知れる選挙であった。この前代未聞の珍妙Poster大量掲示の原因はというと、ある政治団体が大量に候補者を擁立してその公示スペースを一枠2万5000円で販売すると言う商売を仕掛けたものであり、この政治団体とは事もあろうかNHK党の立花党首である。同NHK党は、議員の仕事等は一切せず国会にも1度も出席せずDubaiへの豪遊逃亡・隠遁生活から、Net上で芸能人を恐喝する事等を生業とする議員モドキのナンチャッテ議員不届き者を擁していたりと、話題作り・炎上商法で知名度を上げようとしてるらしい。その道義的に問題があっても法律的に抵触しない問題行動の想起が本業らしく、その様な党首・人物が国会議員に成れてしまうのも「NHKをぶっ壊す」と言う単純で耳障りの良いDemagogueのスローガンにだけ惹かれたLiteracyのない、少数の無知な人達の支持だけで当選が出来てしまうのも日本政治の投票率の低さからの弊害に他ならない。今回の都知事選での大量立候補者届出が起きたのは、日本国内の物価が上がって生活が苦しいと言いながらも国民全体が相対的に豊かになり、お祭り気分と政治参加してるという自己マン承認欲求解消型の泡沫候補が乱立した為であろう。本命は小池・蓮舫・石丸・田母神氏の4名程としてMediaもこの人達しか取り上げていなかった。これはMediaの差別扱い不公平には当たらないのか疑問に思われる対応である。犬が人を噛んでもNewsにはならないけれど人が犬を噛んだらNewsになるというMedia特有の姿勢であり世界である。話題のネタ探しで東奔西走し、CMを取って収入源を確保・その番組の尺を埋めるために、誰も興味も関心も無い松井和代の別居問題=どうでも良い犬も食わない夫婦喧嘩を3ヶ月半も追っかけ取り上げて引っ張ったり、その後起きたUkraine戦争 Israel/HAMAS戦争や統一協会問題等は恰好のネタで一時期には各TV局の番組を席巻してたけれど、人の噂も四十九日で旬が過ぎ鮮度が落ちたのか最近はどこも取り上げなくなった。これらの素材はもう既にオワコン化してるというところか。そのためか統一協会への解散請求は今だ実行されておらず、議論の進捗すら定かではない。国民の興味・関心が無くなり有耶無耶にしたい政権与党自民党の筋書き道りに進んでいる。銃撃事件の原因と環境・素因の追及・究明・真実の報道は何処に行ったのか?Media側にはそのやる気もする気もその気配すら感じられない。Ukraine戦争 IsraelHAMAS戦争についても同様で、他人事ではなく明日は我が身であり他山の石とする考えも全く無さそうである。都知事選候補者掲示板も48名分しか用意しておらず、その為に急遽残り8名分はクリアファイル増設で凌いだ。それが故にクリアファイル候補者から、法の下の平等と言う憲法の趣旨に違反しているとして東京都が裁判を起こされている。想定外の立候補者数の為に、都の選管は掲示板増設には1億3000万円以上の経費を要するために仕方なかったと弁解してるが、そもそも都内に1万3000箇所も掲示板が必要なのか?それを誰が見て投票に結びつけるのか?1万3000箇所の場所はどこにあるのか?どの候補者が全張りできるのか?こんな江戸時代の瓦版形式の掲示板は今の時代にそぐわないし、1万3000箇所全部に貼る時間も余裕も無いし意味も無い。都の選管担当者には、掲示板が投票上近辺&駅前程度で十分であると言う考えは全くなくて、下請け業者への業務委託・無駄使い・公共事業の生活支援策でしかなく、同じ事をいつまでもやり続けるのが公務員知能。その掲示板を見ると犬・猫・子供・全裸女性Posterを除けば、まともな候補者のPoster掲示は4~5名だけで利用状況は10%にも満たないのが現状。それならば掲示場所は指定せずに先着順・早い者勝ち・好きな場所に掲示をどうぞ!とかにすれば、未使用未利用場所多数が現状なのだから、不公平だ差別だ憲法違反だと提訴される事もなく無駄な訴訟対応費用と時間と労力を費やす事もなかった筈である。本当にそんな事にも考えが及ばない程度の思考停止状態なのか疑問しか湧かない。そんな事も考えつかない程度の公務員なのか?そんな事は無い筈である。公務員とはエリート集団でありシンクタンク頭脳集団であると静岡県川勝知事も公言していた。目立ちたくない=仕事したくない=責任取りたくない=目立たず出しゃばらず遅れず休まず働かずの公務員体質の真骨頂である。どんな試検を受けて選別されてきたのか?これでは東大出の勉強だけ出来る馬鹿と同じだと言われても仕方ない。外務大臣でもないのに大挙して海外視察名目の女子会慰安役得旅行で、France Paris The Eiffel Tower前で三角ポーズを取りNETに上げて自慢するエッフェル姉さん(実際はエッフェルおばさん)達は皆東大出である。そんな中ぬるま湯政治家&公務員達に向かって「真面目に仕事せよ!」「恥を知れ恥を!」の一喝発言で一躍有名になった広島県安芸高田市市長だった石丸氏は、この広島県安芸市議会での切り貼り動画作成配信で全国区に名を知らしめた。この言葉に感銘を受けた国民は多く自分もその内の一人である。ただこの言葉が気に入り心に響いただけ・溜飲を下げただけで、石丸候補自身の政治姿勢&言動・態度には同意は出来ない。東京都民には授業料免除・生活支援金バラマキ・物価の安定(国のやる事)子育て支援拡充etcと大口を叩いていながら、東京都の一極集中を解消すべきであるとも主張。より良い街づくり住みやすい街作りで人口は増加する、東京一極集中の解消・地方分散の公約とは相反し自己矛盾。少子化対策としては一夫多妻制を提言し、どこまで本気かは不明。当初Mediaの取材で国政への進出を尋ねられて「その選択枝も有り得る」と答えておきながら、その2日後の取材では選挙戦での好感度を考えてか「それは有り得ない」ときっぱり発言は朝礼暮改、自己矛盾満載で前言不一致。政策も大した内容はなく記憶力とLiteracyを持って聞いていればNHK党と同程度の、国民の喜ぶ言葉を羅列してるだけなのがよく分かる。少子化対策として授業料無償化&一夫多妻制を提案、政策内容の本気度は疑われ曖昧で次のステップの為の眉目注目集める炎上商法立候補としか考えられない政策内容である。石丸氏の考えは、国民都民は自分より皆無知で馬鹿揃いなので、大衆迎合主義・Populismを駆使して耳障りの良い言葉を羅列すればなんとかなると、国民都民のLiteracy理解力の低さを見透かしてるのが、選挙後のTV対談での態度や口調を見れば分かるというもの。

石丸氏は元銀行員で三菱UFJアメリカ駐在員だっただけあって頭の回転は早く、ああ言えばこう言う程の弁が立つ。相手を論破して言い負かす性格は弁護士がTVコメンテータ-に向いてる。落選後既に各テレビ局に引っ張り蛸の人気振りで、その目論見の半分は達成してる。そもそも地方行政に興味があったのかも疑わしく、広島県安芸高田市の市長在任中に公約実現出来たものもなく、安倍総理と同じく市長の座を任期途中で投げ出して安芸高田市民を見捨てて上京して来ている。広島から突然東京都に鞍替えワープするという理由が分からない。年間予算がギリシャ・イタリアと同じ10兆円規模の巨大都市に鞍替えする理由が曖昧模糊で、次のステップへの足がかり説が濃厚。見捨てられた広島県安芸高田市民の心中は察して余りあり無責任としか言い様がない。東京都は全国で唯一政府からの地方交付金を受け取っていない地方都市なので、他府県よりも自由度が効く政府のいいなりにはならないで独自の政策が打ち出せる地方都市であり日本の首都でもある。広島県安芸高田市よりももっと目立つステージで注目を集めて自己承認欲求を満たしたかったのか?政策論も乏しくTrump大統領のように考えも定まらずDemagogueのごとくPropaganda映像を駆使してAgitationする姿はどこかの独裁者を彷彿させる。Trump大統領と同じで実際にやらせてみるには怖いものがある。パワハラ気質で上から目線&高圧的で政策も性格も好きではないが、立憲民主の蓮舫議員を抜いて2位をを確保したところは感心に値する。彼は時の人であるが政策の人ではなく政治の人であり、国民に政治に興味・関心を呼び起こす為の劇薬であり野党に向いている。対する蓮舫さんは旬が過ぎてるオワコン化Game Completeである。4年前の都知事選で小池自民vs野党蓮舫として立候補を期待されていながら「地方行政には興味がない。国政に集中したい」と言っておきながら今回の心変わりはどの様な心境の変化なのか?今回の立候補は、軟弱お人好しバイデン大統領の如く、民主党政権内部からの押し依頼なのであろうか?政策も立候補も首尾一貫してないでブレブレであり全て後手後手。公約の政策内容も「真似されるから」と中々発表せずその事も裏目に出た。更に離党して無所属で立候補するとは潔よく無いし魂胆が見え見え。そのくせ共産党に応援演説を依頼するのはどゆ事か?無所属なのに民主党の野田ドジョウ元総理が応援演説をするのはどゆ事か?応援依頼した共産党田村委員長が応援演説で登壇すると当の野田議員は「私は共産党とは関係有りません」とばかりにその場を離れて木の陰に隠れて遠目に眺めていたのはどゆ事なのか?さらに蓮舫氏本人も車の中から遠巻きに見ていた。暑い中わざわざ選挙演説を聞きに行く程の聴衆には、常に見られている事位は想定すべきであり注意するべき行動であった。潔良くないしみっともないし令和時代の禁止用語・昭和の言葉で言えば男らしくない。選挙で蓮舫さんが負けたら今度は「共産党が全面に出過ぎたせいだ」と内部分裂。口は出さずに共産党員の票だけが欲しかったらしい。自民党も酷いけれどこんな阿漕な民主党にも誰が投票するであうか?そんな中降って湧いてきたのが、遥か遠い広島から東京を救うと言って飛んできたヒーローが石丸マンである。彼はマニフェストすら発表しておらず政策不明・パワハラ気質で高圧的口調・論破が得意。対談者からの質問にに対しては質問返しで切り返し更に「さっきと同じ質問ですよね」「前提条件が違ってる」「女子供でも容赦しない」の言い回しが石丸構文と呼ばれるようになった。「恥を知れ」は流行語大賞か?蓮舫さんも立つ鳥後を濁しての選挙後の対応である。蓮舫民主支持の勝手連が貼付したと思われる「R」のシールが都内67箇所で見つかった件をマスコミに尋ねられた時、即答で「意味わかりません」のそっけない対応。正解は「蓮舫支持の勝手連がやったものと思われるので直ちに剥がすように指示しておきます」位の大人の回答をすべきだった。兵庫県副知事が告発幹部を、なんらパワハラの事実確認・職員への事情聴取すらせずに知事と組織を守るべく内部情報告発者保護法をいとも簡単に無視して(鹿児島県警&北海道警察も同様で内部告発者を即刻処分逮捕)内部告発の発覚から僅か3日後にスピード懲戒処分にして告発者幹部を死に追いやった張本人の一人であるにも拘らず、この期に及んでこの泥船から逃げ出すべく「辞任を知事に説得出来ず残念」と涙して自身の辞任会見に花を添えた。実際に自分の親が亡くなっても呆然自失状態で涙等は出ないものを、大の男が人前で涙するのは確かにみっともなく男泣きは余程役者でなければ出来ない得技である。「辞任を説得出来なかった」たったそれだけでそんなに悲しいのか?泣くなら告発者が自殺した時に「悪い事をしてしまった」と反省・後悔しての涙であろうに。この副知事辞任涙会見をみた蓮舫さんが「男が泣いて会見するのはみっともない」と言っただけで「蓮舫の男女差別発言」「以前の会見発言と齟齬大有り」と大パッシング状態。今や日本は何も言えない言論の不自由国になってしまった。涙が女の武器であったのは遠い昔の話らしい。NETは匿名の暴力=無責任の掃き溜めである。NET上に蓮舫さんについて「言葉がキツイ」「怖い」「行き遅れてる」「結婚出来なくて当然」等と書き込まれている等と、国営放送であるNHKが全国放送で流す行為は無責任で正にNET虐めの助長であり、NHKがせっせと虐めに加担するものであり日本国内から虐めが無くならない筈である。これは蓮舫さんへの誹謗中傷&個人攻撃でしかなく大きなお世話でありNHKは「NET上でこう呼ばれてる」と責任逃れで卑怯な言い回し報道姿勢での姑息な国営放送NHK・これが自民党高市総務大臣による露プーチン張りの報道規制・情報統制の放送局である。蓮舫さんの言葉がキツイのは仕事であって、野党議員として当然の言い回し。蓮舫さんと結婚する訳でもなければ、お付き合いする訳でもないのでキツイ口調は全然OKである筈。蓮舫さんのキツイ口調での国会での追及に溜飲を下げた国民は少なく無い筈であり、他議員のような台本棒読みの台詞口調のほうが良いのであろうか甚だ疑問である。この蓮舫さん口調を真似して文字って出てきたのが石丸口調「真面目に仕事せよ」「恥を知れ」である。このトンガった現体制への攻撃口調は国民の溜飲を下げ、支持層が積み上げられたのである。これをきいてTBSコメンテーターである能條桃子氏は「あんなキツイ言い方して怒られたら、議員になったらああなってしまう・怒られたことの無い今の若い世代の議員のなり手が居なくなってしまうのではないのか?」と真顔で質問していたNPO創設者。議会開催中の「居眠り」「Game操作」「お絵かき落書き」「携帯操作」「株取引」「馬券買い」「出席だけの不作為議員」これらの議員を擁護するのが今の優しき若者の考え方、戦後平和教育の成果である。熊出没被害死傷で熊が駆除されると当該役所には「熊が可哀想」の批判電話と非難メールが殺到するという日本国。殺人熊の駆除を批判する人物には野党のように「じゃどうすればいいのか」「どうするべきか」という対案がない無責任批判者である。

政策・性格はさておき、体制噛み付き石丸マンのような反体制派のような批判のトンガった人物が10ダース程いなければ、今の日本の政治は変らないであろう。それと合わせて昔から何度も叫ばれてる政治改革と言う名ばかりの念仏だけではなく、「政治改革」ではなく「制度改革」という責任を取る制度改革が無ければ日本の政治は変らない。国会に議案が提案されても「与党の反対で否決になった」だけでは与党とは自民党なのか公明党なのかが分からないし、自民党といっても大所帯自民党のどの派閥なのか?安倍派といっても100名もいる内の誰の反対なのか?どの議員が反対して否決になったのか?誰がその議案反対に同意したのか?誰が容認・黙認・棄権したのかが分からなければ、閣議で動議に反対否決し民意を無視した議員を次の選挙で落とすことも出来ない。責任の所在をわからなくする今の政治体制、無責任体制の構築で責任の所在をわからなくする動議の反対否決は国民不在であり到底民主主義とは言えない。何もイエス・キリストの様な聖人君子に成れと言うのではなく、言った事やった事の責任を取るのは当たり前で普通の事柄である筈。でないと国民のために行動・活動しても何もしなくても同じならばと、老後のために蓄財と錬金・収賄と脱税に走るばかりになってる日本政治。公務員が仕事を忌避する構図・責任逃れ体質と酷似している。社会主義国の不正汚職国家と大して変らない実態に気が付かない日本人は幸せで、頭の中はお花畑であるとしか説明が出来ない。

この欠如した責任感の醸成にはどのようにすれば良いのかは、もう哲学者か宗教学者の知恵と力を借りるしかないのかも知れない。