んにちは!
田吾作です。



歳を取るごとに
身体を動かすのが
億劫になってきた・・・



あなたはこのように
感じることはありませんか?



「もう歳だからしかたない。」

 


なんてついつい思いがちに
気持ちはよくわかります。



でも、そのまま
体を動かさずにいると
「肥満」など
体に悪影響をもたらします。



さて、そもそも
なぜ歳とともに
身体を動かすことが
億劫になるのでしょうか?



仕事や生活環境の変化など
いろいろな原因が
考えられますが、



そのうちの重要な
比重を占めるのは



「筋肉の硬化」
です。



仕事や育児に追われ
運動時間は減る。



その一方、
家事や仕事などで長時間
同じ姿勢でいることが増える。



そうすると筋肉は
硬くなり、



肩こりや腰痛を引き起こし
老廃物もたまりやすくなります。



柔らかく緩んだ筋肉は
血液循環がよく、
酸素や栄養素が
充分にいきわたります。



また、
血液は酸素や
栄養素だけでなく



「熱」
を運ぶ役割もあるので
循環のよい筋肉は
高温に保たれます。



筋肉の中ではさまざまな
化学反応が起こっており、



特に
身体の深部体温が
37℃に保たれているとき



化学反応は、
もっとも効率良く起こります。



つまり、
血液循環の良い
緩んだ筋肉では



さまざまな、
化学反応、
エネルギー代謝が
活発に進みます。



一方、こわばって、
凝り固まって筋肉は、



血液循環が悪く、
化学反応が鈍り
温度が下がります。




これが顕著になった
ものが冷え性ですね。


また、
体温が下がると、
基礎代謝が下がり、
太りやすくなります。



では、
何をしていかなければ
ならないのか。。。



答えは
「姿勢改善」
です。



というわけで今回は、



引き続き姿勢を
良くするための
トレーニング方法について
書いていきます。



この事を知る事で
年齢を経ても基礎代謝が
維持され、
姿勢の改善が肩こりの
撲滅につながります。



逆にこれを知らないと
年齢を経る毎に体が硬くなり
肩こりもひどくなります。


さて、本題です。

 

姿勢を良くするために
必要な筋肉は
なんだったか覚えていますか?

答えは
「大腰筋」
ですね。

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忘れてしまった人はこちら
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今回は
大腰筋を鍛えるもう1つの方法
について
書いていきます。



大腰筋は主に
股関節を曲げるために働く
筋肉ですが、



ただ股関節を曲げてしまうと
他の筋肉が働いてしまい、


十分なトレーニング効果が
得られません。



そこで
簡単で
なおかつムダのない


トレーニング方法を
伝授していきたいと思います。



その方法とは、
「腕立て伏せのポーズ」
です。


「え?これだけ?」



はい、これだけです。



筋トレの正式名称は
「プランク」
といいます。



筋肉には、
主働筋と
拮抗筋

と呼ばれるものがあります。



言い換えると


主働筋=アクセル、
拮抗筋=ブレーキ


ですね。



動作の中では、
この二つの筋肉が互いに
バランスをとり、



ケガにつながるような
ムチャな動作を行わないように



コントロール
しています。


最先端の論文では、
「大腰筋は腹直筋の拮抗筋」
と提唱されています。



腹直筋というのは
お腹の6つに割れて
見える部分です。



腹直筋の働きは、
身体を曲げた状態で
保つことです。



腸腰筋はその反対の
働きをもちます。



つまり、
「身体を伸ばした状態で保つ」
働きがあります。



先ほど、
大腰筋は股関節を曲げる働きがある
と言いましたが、



ややこしく言うと
解剖学的作用の逆転によって



つまり
姿勢によって本来とは違う
働きもすることができます。




実際の手順ですが、


1.両手、両膝をついて四つ這いになる
 この時両手は肩の垂直下
 にくるようにする

2.膝を浮かせて、両手、両つま先で
 身体を支える

 この時、お尻が上がらず、身体が一直線
 になるようにする。

3.この姿勢を30秒間キープする



たったこれだけです。



とはいえ、
30秒間キープすることは
難しいと思うので
まずは10秒やってみましょう!



また、
最初は膝をついて
やってもいいです。



今すぐやってみて下さい!



最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。