こんにちは！耕す太郎です。

昨日の記事でもお伝えしましたが、本日よりゴールデンウィーク後半がスタートしました。

『谷間での葛藤』こんにちは！耕す太郎です。『谷間からは見えなくても、すべての山には道がある』アメリカの詩人セオドア・レトキの言葉です。『ふーみんのバスロマンのCMは谷間しか見…

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きっとあっという間に終わってしまうと思いますが、今は何も考えずにゴールデンウィークに浸ろうと思っております。

そして本日はゴールデンウィーク前半のお話。

亡くなった母親の13回忌の法要がありました。

久しぶりに会った叔父や叔母は見た目にも歳を重ねておりました。

まあ、向こうから見たら僕の方だってしっかりと中年の階段を登って見えている事でしょう。

母親が亡くなってから12年。

あっという間に歳も脂肪も重なります。

娘二人（10歳、6歳）が生まれてくる前に亡くなっているので当然ながら僕の母親は会った事がありません。

そんな二人はお坊さんのお経を聞いてクスクス笑っているわけです。

それなのにお焼香の時は緊張してか、不自然なお辞儀で今度は僕がクスクスと笑ってしまいました。

恐らく母親もそんな娘たちを微笑ましく見てくれているでしょう。

無事に法要も終わり、食事の時間となりました。

移動時間も含めて朝早くから活動していた我々は皆お腹ペコペコで喉もカラカラ。

そして待ちに待ったお料理が運ばれて来ました！

はい、どん！

そして、どん！

この後はメイン料理の鰻重が待っているのです。

しかし、しかし…

腹ぺこ太郎は娘たちの苦手な料理を片っ端から平らげていったので今は超絶満腹太郎。

このままでは楽しみにしてい鰻重を食べることは困難な状態です。

お店の人に相談したらお持帰り用の容器がある様なのでそれを頂いて、テイクアウトする事に。

これでこの日の晩ごはんをゲットです。

今回の法要でのお坊さんの説法は「命」をテーマに話してくれました。

僕らが生きていくには他の命を頂いているのだと。

はい！お任せ下さい！

残さず綺麗にいただきます。

またお坊さんは命の繋がりの話しもしてくれました。

自分たちから10代遡るとご先祖様は何人になるかと質問されました。

答えは1000人だそうです。

それだけの人たちの命が関わって今の僕らは生きているのです。

もちろんその中には亡くなった母親の命も含まれています。

生まれて来たから、生まれて来れた。

母親もお祖母ちゃんも、そして僕だって、お嫁ちゃんだって、最初は誰かの子供。

そしていくつになっても子供は子供。

出て来た鰻重を持ち帰り用の容器に詰めて僕に父親が言ってきます。

「おい！食う時はレンジで温めろよ！」

言われなくてもやりますよ。

あんなにお腹いっぱいだったのに、家に着く頃にはハラペコ太郎に逆戻り。

鰻重をレンジで温めて食べる事にします。

「それ、美味しそう！」

娘たちが近づいてきました。

しょうがないから分けてあげることに。

ふーふーしている娘たちに声をかけました。

「熱いから気をつけてね」

長女ちゃんが僕をちらりと見て言ってきます。

「そんなの分かってるから」

誰でも最初は誰かの子供。

本日5月3日は母親の誕生日です。

最後に言わせて下さい。

お誕生日おめでとう。

おしまい。