急性腎不全になった、里子に出た「つきちゃん」 | 猫の幸せは、私の幸せ♪3

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今朝、突然の着信。すぐに出られなくて、着信履歴を確認してみると、里親さんからでした。

とても久しぶりなので、「どうしたんだろう?」と、すぐに折り返しかけました。

すると、うちから里子に出た「つきちゃん」が急性腎不全で、とても厳しい状況だと。。

つきちゃんは2006年9月に保護した子。
つきちゃんは迷子として警察に預けられていて、飼い主が見つからなければ保健所行き‥ということで、すぐに警察に連絡して、迎えにいきました。

その時点でつきちゃんは、数日を某警察署で過ごしていたので、その警察署の方はみんな知っているという有名猫になっていました。とても人なつこく、まだ生後5ヶ月ぐらいの子猫だったこともあってか、とてもかわいがられていたようで、私が迎えにいったことで、警察の方々が寂しそうにされていたことも印象的でした。

かわいがってもらっていたおかげで、つきちゃんは、健康状態良好でウイルスにも感染しておらず、ノミがいた程度でした。


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うちに来た当時のつきちゃん


それから里親探しを始め、2ヶ月ほどしてから今の里親さんから問い合わせをもらい、会いにきてもらいました。
その間にたまたま子猫5匹を保護していたので、にぎやかになっていた我が家を見て、つきちゃんが急に1匹になったら寂しいかな?と、子猫の中からつきちゃんと相性のよかった「らんちゅ」と一緒に里子に出ることが決まりました。
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手前がらんちゅ、一番奥がつきちゃん


つきちゃんは、里子に出る前に避妊手術を受けさせることにし、
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傷が落ち着いてから12月に里子に出ました。

里親さんは、少し前に20歳ぐらいの猫さんを亡くされたとのことで、20歳まで生きたなんてすごい!と、その子の話をたくさん聞かせていただいたり、とても信頼のおける、里親さんとしては申し分のない方でした。

初めて連れて行った日に、猫話に花が咲き、長々と話をしている間、つきちゃんとらんちゅは、探検していました。里親さんのご主人のほうが、猫用の水をあっちに置いてみたりこっちに置いてみたりして「なかなか飲まないな~」と過保護なほどに心配されていたのも、ちょっとおかしく印象的でした。

それから、何度か電話でお話したりはしていましたが、最近では年賀状だけのやりとりながら、今年も「元気にしています」と報告をもらっていたので、安心していたのですが‥


とりあえず、昨日まで3日間入院していて、ずっと点滴をしていたのですが、腎機能が改善しないとのことで、一旦家に帰って、今日また点滴に病院に行くとのこと。
病院で、できるだけ長く点滴をするため、帰宅は夜。

というわけで、病院に会いにいったというわけです。

電話では、もうほとんど寝たきりで、顔も険しい顔をしていると聞いていたのですが、病院で久しぶりに会ったつきちゃんは、5年前とちっとも変わってなく、病院で緊張していたのかまん丸にお目めを開けていて、なでなでした私の手にスリスリしてくてる、とてもかわいくていい子でした(T_T)

ただ、ずっと点滴してるのに、全くおしっこが出てないとのことで、痩せてしまった身体がタプンタプンになって、それで動きににくいんだとも思いました。

腹膜透析の話も出ていましたが、それに伴うリスクや効果の説明を受けて、里親さんはそんなリスクの高いことをしても効果が得られないかもしれないなら‥と、すごく悩まれていました。「同じ状況だったらどう選択します?」と里親さんに聞かれ、これまで腎不全で闘病した、実家のマーヤや、うちのクリちゃんのことを思い浮かべながら…

「慢性腎不全」だったうちとはちょっとパターンが違うので、うちの場合は、点滴で何らかの効果は得られていたし、おしっこも何とか出せてはいたので、主治医の先生も腹膜透析は積極的にはしないということで、私たちもそれで納得していました。
しかしつきちゃんの場合は「急性」であること。おしっこが出ず、点滴をしても効果が出ないこと。私が見たつきちゃんは、まだまだ頑張れる生きる目をしていたので、腹膜透析を一度してみて、改善があればまた前に進めるだろうし、効果がなければ、そのときはまた違う方法で…と考えるかも、と返事をすると、つきちゃんの主治医の先生も、同じ意見だったということです。

そして、今日の診察では、今日もう一回点滴してみて、明日の状況で腹膜透析を考えましょうということだったようです。

まだ5歳のつきちゃん…
クリちゃんも5歳でしたが、つきちゃんは元々何も障害を持っていない子なので、まだまだ生きれるはず!克服できるはず!

つきちゃんを信じてる。
おしっこが出ますように、腎機能が少しでも落ち着きますように。