記憶が次々飛んでく

「暑い、暑い」と言ってみても涼しくならない。

そんなことは分かっていても、口をつくのは「暑い～」

「暑中お見舞い申し上げます。」

インスタやフログでよく目にする「備忘録」。

ちょっと前までは自分には関係ないと思っていたけれど、

最近、備忘録なんて悠長なことを言ってられない状態になって来ました

実際に体験したことも、

少し間があいてしまうと記憶が曖昧になることしばしば。

その原因がこの暑さだけのことであればまだ良いのですが・・・

そんな状況の中で、

書きそびれていた青森の諸々をしっかり書き留めておきたいと思うのですが、

ただ、２か月も前の事になるので私の記憶は既に薄れ、自分の中の旬も過ぎたので端折った日記に。

(まとめて駆け足で・・・)

(八戸市　蕪島)

蕪島は数万羽のウミネコの繁殖地で、晴れていてもささないとが。

(ウミネコとカモメの見分け方をご存じですか？)

弘前近く、

車窓にはリンゴ畑が広がります。

(リンゴ畑)

(プラットホ－ム)

停車したプラットホ－ムには可愛らしいリンゴの花パネル。

大阪でよく見かけるコマーシャル看板とは違って気持ちにやさしくていいですね。

五能線ＪＲ五所川原駅近くの「立佞武多(タチネプタ)の館」

たちねぷたというだけあって高さは２０mを越えます。

(背が高く　でかい)

青森県の三大ねぶた祭り、

青森(市)ねぶた祭り・弘前ねぷた祭り・五所川原ねぷた祭りがあるんですね。

掛け声もよく聞く青森市の「ラッセラ－」だけじゃなく、各地それぞれで違うんだそうです。

ここ五所川原のたちねぷたは、迫力だけじゃなく繊細さも兼ね備えてます。

(繊細)

まるで美術館に展示される絵画のよう。

「立佞武多の館」を後にして、

ＪＲの駅に隣接する津軽五所川原駅から、

冬場活躍するストーブ列車が有名な津軽鉄道に乗って金木駅へ。

（雪景色を見ながらスルメや餅をあぶってみたいですね）

金木駅から歩いて１０分位で太宰治の生家の「斜陽館」

(斜陽館)

「大金持ちの家に生まれたんやね・・・」

俗っぽい感想

勿論、初版本や直筆の原稿、

着用していたマントなどの貴重な品も展示されています。

斜陽館から道を挟んだお向かいには津軽三味線会館が。

(津軽三味線会館)

演者は日によって変わるみたいですが、

津軽三味線の音って心に訴えかけてきます。

津軽三味線のル－ツもト－クで聞いたけれど既にほぼ忘れてます

たしか三味線が北前船で伝わった経緯がどうのこうの

聞いた時は「へぇ～」って感心したのに・・・

桜の名所で有名な弘前城、時期的に完全な葉桜になってますが、

待ってくれていたように八重の桜の花が一輪残ってました(笑)

弘前城の、

石垣修理のために城の天守を皆で引っ張って数十メートルも移動させたという当時のニュースは衝撃的で、私の記憶に強く焼き付いています。

それだけ動かすのに、延べ何人でどれだけの月日をかけたんでしょうか？

(曳家工法：展示写真の写真)

訪れた時も石垣工事が行われてましたが、１０年近くかけたその石垣工事は来年３月までに終えるようで、

可能なら天守の曳き戻しの際には私も曳かせて欲しい。

(県外から申し込みできるか真剣に聞いてみよう)

青森で有名な場所と言えば津軽半島の竜飛岬。

誰かの歌の影響もあるのでしょうか？

(陸奥湾を右手に)

今は青函トンネルの竜飛海底駅は既に廃止されていますが、

青函トンネル記念館のケーブルで地下に潜り、坑道や展示物を見学したかったんですが、残念ながら休館中でした

蛸の足、おやつに１本買って帰ります。

青森市内に帰り、１００円均一のハサミ買って、喉を詰めないように食べました。

少し塩辛かったけれど美味しかった(笑)

(竜飛岬灯台)

灯台付近、風が凄まじい❕

？？？

(これ、れっきとした国道339号線)

国道なのに人しか通れないってどういうことでしょう？

津軽半島を訪れたなら、相方はお向かいの下北半島にも行ってみたいと。

私は３０年ほど前に、歩くとお湯に苔が浮き上がる薬研温泉の露天の河童の湯に長男と浸かったのを思い出します。

(古い話はこうしてしっかり記憶に留まってるのに・・・)

で、今回は行ったことのない恐山霊場に行ってみました。

青い森鉄道で野辺地駅に出て、ＪＲに乗り換えて海沿いを防風林の間を縫うようにむつ市の下北駅に向かいます。そこからはちょっと寂し～ぃメロディの歌や案内が流れる路線バスが山道を登ります。

比叡山・高野山と並ぶ三大霊場恐山。

バスを降りると硫黄の臭いが立ち込め、他の霊場とは雰囲気が全く違います。いたこも有名。

死ねばみんなここに来ると言われる恐山。

整備されているというより、自然のまんまというか独特の感じがする霊場です。

（硫黄の黄色い色が）

地獄の世界の1つ、石を積んだ賽の河原では、

風が吹くと供養に立てられたかざ車が一斉にカシャカシャと小さな音をたてて回り始めます。

その光景は何だか写真に残し難くて、

シャッタ－(携帯の写真ですが)を切る事はしませんでした。

境内にはちっちゃな湯小屋が建ってます。

知らなかったので尋ねてみると、参拝者なら誰でも無料で利用できるとのこと。

女性用、男性用とそれぞれに独立して小屋が立っています。混浴もあります。

男性用の扉をガラガラと開けてみると、先客は誰もいないので、

着替えもタオルも何も持たない身でチャポン　カラスの行水だけどいい湯だ。

そして湯上りは自然乾燥

青森港、大型クルーズ船が入れるように改良したお陰で、

この日も前日とは違う船が入港しています。

経済効果、大きいでしょうね。

私が今から乗る船は、

かつて青函連絡船(青森-函館)として活躍した船の内の一隻、八甲田丸。

港に係留された展示船なので出航はしません(笑)

当時、青森駅に着いた列車や客を積み込んでは北海道に向かったんです。

何丸に乗船したまでは覚えてませんが、

学生の頃これに乗って津軽海峡を渡りました。

(青森駅から船へ導く線路／船内収容の列車)

青函トンネルの開通とともに連絡船は役目を終えました。時代と共にこれからも移り変わって行くことはたくさんあるでしょうが、

自然や人情はぜひそのままで

フランス戦、勝ったと思ったのに、まさかまさか、

バスケットボール男子、プラジル戦がんばれ❕

青森旅行－既忘(❔)録