粘土乾かしたり、湿らせたりあせる

 

 

ほんと久しぶりにコ-ヒ-カップを作りました。

 

 

 

陶芸を始めた時に最初に教えてもらったのがこの一個挽き(?)

 

面倒だという声も聞こえてきますが、

生産性を求めていない素人なので、今も粘土の玉を作ってから始めます。

 

 

扱いやすい種類の粘土に触れるとロクロ成形が上達したような気になります。

「それ違う」とは思うけれど、勘違いのそれはそれで気持ちがいい(笑)

 

 

強度と飲みやすさを求めて、カップの縁を折り返しプックリさせます。

陶芸のネット動画は知らない事を学べることが多くてあってありがたい。

 

 

翌日、カップの削りを始める前にハンドルを段取り良く用意してみました。

 

 

が・・・、

いざ削ろうと思ってカップを持ってみるとまだ表面が湿ってる。

早朝から部屋に出していたのに乾いてない汗

昨晩、箱に入れずに放っておいた方が良かったのかも、そう思っても後の祭り。

 

(こんな具合)

 

これじゃ削れないので、乾かし中のハンドルが乾きすぎないように、

湿らした布を掛けてハンドルは一旦店じまい

 

 

生産性を求めていなくても、思惑がはずれるのは嫌ですね。

その原因は湿度というよりも、そう、やっぱり私の経験不足です。

 

 

空調を入れて、器に軽くドライヤ-をかけた後、

パソコンで1時間近くドラマを観てから削り始めましたがまだまだ柔らかい。

 

そんな状態でも、京都に居る間に素焼きまで済ませておきたいので削り始めます。

腰の部分、一皮削ると柔らかい粘土があちらこちらにまとわりつきます。

 

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こうして電動轆轤のドベ受け(?)に張り付くのは問題ないけれど、

削っているカップに削りカスがまとわりつくと、

掻きベラで再び器にくっつけてしまうので厄介です。

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ちょこちょことこうなってしまうので余分な手間がかかります。

適切な乾燥って大事ですね。

 

焦りは禁物、

こうして慌てて先に進めるとほんと余計な手数がかかります。

 

 

削り終えたカップ。

少し力が加わると形が変わりそうなのでもう一度ドライヤ-をかけて

ようやくハンドルを取り付けることが出来ました。

 

化粧も簡単には乾きません。

 

 

たった6つのカップだけど、削り始めからここまでで来たところで、

はやる気持ちを上回り、何かリズムに乗り切れないので続きは翌日に持ち越し。

結局きょう仕上げることも出来ずに「急がば回れ」の結果に終わりましたねてへぺろ

 

 

 

針で装飾したいので

今度は乾燥し過ぎないように湿らせた布巾をかけて箱の蓋を閉めて保管します。

 

 

乾かしたり、湿気を与えたり・・・(笑)

 

 

翌日、無事に模様を入れました。

以前、試しというか思いつきで1つ作ったものと同じものを。

 

このカップ、1cm違いの背丈を3つずつ作ったんですが、

何で2つと4つにしなかったのか⤵と自問自答。

 

 

カップの絵柄は自宅の庭に植わる、

秋の小さな赤い実が可愛らしいツリバナの木をイメージしています。

 

 

どれも完全に乾いたら素焼きして色を入れる予定です。

 

 

 

この日の翌日は梅雨の合間の晴れ間。

 

部屋で器の乾燥がゆっくり進む間、

私は外に出てゆっくりとウォーキングを楽しみました(笑)