受験が終わってから
勉強の仕方について
色々と娘にヒアリングしてきましたが
「問題をどのように解いていたのか」
について、疑問を抱きました。
一つの問題集を
かなりの周数こなしている割に
やり終えた問題集の数も割と多い、
しかも、ほとんどが高3になってから
購入したもの。
毎日のほとんどの時間を
勉強に費やしていたとはいえ
各教科ともに結構な量。
一体どのくらいのスピードで
これらをこなしていたのか?
問題を解くのが相当速いということか?
という、素朴な疑問です。
というわけで
具体的にどんな風に
問題を解いていたのかを
娘に聞いてみると。
結果、やはり
一つの問題にかける時間がかなり短く
「わからない」と判断して
答えを見て考える行程に入るタイミングが
とても速いということがわかりました。
娘曰く
「わからない問題をいつまでも
時間かけて考えていても
しょうがないじゃん!」
とのことで
「のんびり時間かけてやってたら
失敗するよね」
というのです
ちなみに
★娘の考える悪循環の例
①問題を解くのが遅い
(一つの問題に時間かけすぎ)
②1冊終えるのが遅くなる
③周数まわせない/他の問題集もできない
④基礎が定着しない
⑤実力養成に入るべき時期に
まだ基礎が固まらないまま
中途半端な状態で
仕方なく応用に入っていく
⑦応用も時間がかかる
⑧焦る
⑨とりあえず共通テスト対策に入る
⑩共通テストもうまくいかない
⑪二次力つけるのも間に合わず
挽回もできない
⑫受験失敗
という流れだそうです
…運よく自分が合格したからって
結構な言いようだな、と思います
生意気ですみません
「でも、最低でも最初の頃は
じっくり考えてみることも
大事なのでは?
わからなかったら
すぐ答えを見ちゃうってこと?」
と聞いてみると
自分は多分
高1、高2の定期テストの時に
かなり勉強してきたから
(テスト範囲全部を何周もしたり)
人より解いてきた問題の数が
多いのではないかと思う、
沢山問題を解くと
同じような問題も出てくるし
解き方も少し考えれば大体わかる、
自分は、1つのことから
派生させて運用する能力が
高かったと思う!(自画自賛笑)
とのことでした。
ということで
パッと見て、どうすればいいか?が
全くわからないような問題は
答えをちょっと見て、
ヒントで取り掛かりがわかれば
そのまま解いてみたり
それでもわからなければ
こういう系の問題はどうやればいいか、と
出来なかった問題を抽象化して
自分なりに、原理原則を考え
理解するようにしながら
解答を見ていた、とのことでした。
※「解法が発想ゲーみたいなものは
ヘー!ってなってた」とのこと笑
化学のように暗記が多く
覚えていないからできない、
というモノに関しては
きちんと覚える、という感じ。
ということです。
長々書いてしまいましたが
これを聞いていて
結局は、沢山問題を解くということが
結構大事で
「量より質が大事」
とはよく聞くけれど
「質は大事だが
ある程度の量も必要」
ということかな、と感じました。
私のお友達の子にあげた
娘の数Ⅲのテキストに
「数Ⅲは暗記ゲー」
というメモを娘が貼り付けてあって
お友達の子が笑っていたそう笑
数学は暗記モノだから、と
以前話していたことがあって
「そんなわけないでしょ」
とか思ったりしていましたが
結局、沢山問題を解くことで
ありとあらゆる解答法を目にすることができ
きちんと理解して覚えていれば
それを駆使して
初見の問題も解くことができる能力が
身についていくのかな、と思いました。
勉強量を増やし
解く問題の量を増やすことで
「ある意味センス」
だと思われがちな
「問題を解く上で必要な発想力」
も身に着けられるということか?
…元々地頭がいい人は
そんなことは関係なく
すぐに解法が閃くのかもしれませんし
本当のところはわかりませんが
やはり、努力ってかなり大事
と思いました。
一例として
娘の問題の解き方を
ご紹介してみました。
全ての人に当てはまるとは
思いませんので
「そんなやり方もあるのね」
という程度に
聞き流して頂ければと思います笑