スポーツや勉強において
「負けず嫌いな性格」
というのが
プラスに働くとよく聞きます。
「ライバルと切磋琢磨して頑張った」
という話もよく聞きますし
実際に
「あの子に勝ちたいから」
と、ライバルを意識することが
成績UPによい効果をもたらす場合も
大いにあると思いますが
個人的な考えとしては
大学受験を勝ち抜くためには
それよりも
「自分に勝つ」
ということの方が
大事なのではないかと思います。
娘の高校の時の担任の先生が
「負けたくないから人には教えない、
とか、そういう気持ちはダメ。
お互いに高め合っていける関係を」
というようなことを仰っていて
なるほど、と思いました。
「あの子に勝ちたい」
というより
「あの子も頑張っているから
自分も頑張ろう!」
という意識が必要ということかな、と。
あくまで受験の最終目標は
「誰かに勝っていい順位を取ること」
ではなく
「自分が目標大学の合格地点に着地すること」
都会の有名進学校のように
クラスみんなが超難関を目指している、
みたいな学校には
当てはまらないかもしれませんが
地方の場合に限って言うと
超難関を目指す人の割合は
都会のそれとは比にならず
同じ大学の同じ学科を目指す
本当に戦うべき「あの子」は
目に見えるところには存在しません笑
いたとしてもごく少数。
一緒に合格目指せばいい!笑
周りが優秀な人ばかりの環境ならば
自分もその仲間になるべし。
その中でトップに君臨する必要もないし
誰かに勝つ必要もない。
各自それぞれが
自分の目指すべきところを
淡々と目指せばいいのだと思います。
中学受験あるいは高校受験をすると
学校の仲間たちは
より自分に学力の近い人たちの集団になり
例えば今までは自分の実力が
かなり高いところにあると思っていた人も
上には上がいて
自分に自信をなくしたりすることも
あるかと思います。
順位が発表されたり
塾などで上位者が冊子に掲載されたりすると
「今回はこの子に負けた!」
とかいうこともあったり
特に、ランキングを親が目にしてしまうと
親の熱意の方が上回ったりする場合も笑
「ここを目指すには
おおよそ何位くらいにはいないと」
ということが分かるのは
目安になっていいとは思いますが
「どうせあの子には勝てない」
とか
「どうせ上位にはなれない」
などと心折れてしまうと
そこで終わってしまいます。
親からの
「今回はあの子に負けてるわよ!
次頑張りなさい!」
とかいう圧も
かなり余分です笑
対他人を意識しすぎて
それを基準軸にして
目的を見失ってしまってはいけない。
自分は自分の目標を
達成すればいいので
とにかく、大学受験の最終目標は
*自分が入りたい大学に合格すること
*合格最低点まで
自分の点数を持っていくこと
そこに到達するために
自分が今
「何ができるか」「何をすべきか」
を考え
頑張る仲間たちと一緒に
目標に向かって進んでいけたら
いいのかなと思いました。
「負けず嫌い」な気持ちは
ぜひ自分に向けて
まずは
「自分に負けないこと」
…意外にそれが
なかなか難しいかも?
応援しています
予備校の講師でもないのに
お前誰だよ!と言われそうな内容笑
エラそうに語ってしまいすみません。
あくまで一個人の勝手な意見です、悪しからず笑