昨年度は

コロナの影響で

学校が休校になったり

学校行事や部活動の大会が

中止になったりと

学校生活が例年と違うモノに

なってしまいました。

 

高3の1年間は

受験生であると同時に

高校生活最後の年でもあります。

部活動の集大成として成果を残すことや

文化祭、コーラスコンクールなど

楽しい思い出作りの機会が

失われたことを思うと

親から見てもとても不憫でしたが

 

「勉強する環境」

ということにおいて考えると

受験生にとっては

利用できる環境だったと思っていますグラサン

 

その大きな理由は二つ

★誘惑が少なかった

★長期休みが増えた

 

コロナ禍では、旅行はおろか

「友達と遊ぶ」

ということができにくい環境でしたタラー

 

通常、進学校においては

みんなが受験に向かって

頑張っていく雰囲気があるとは思いますが

実際はその熱量にも

人によって多少の違いはあります。

 

受験生であろうと

遊んでいる子ももちろんいますし

毎日必死で頑張っている子も

多少の息抜きは必要でしょう。

 

でも、コロナ禍は特殊。

とにかく会話で感染リスクが上がるので

ご飯を食べに行くだけでも

何となく気が引けるというか

誰かに誘われることも少ないし

自分も誘いにくい…

 

友達と複数で集まること自体に

罪悪感を持つような状況で

たまに、である息抜きですらも

こっそりという感じでした。

 

SNSで堂々と

楽しい雰囲気をUPするような子も

少なかったので

周りで遊んでいる様子も耳に入りにくく

文字通り

「誘惑が少なかった」

ように思います。

 

自分自身がやる気があっても

やはりそれを維持し続けるのは

なかなか大変です。

誰かが楽しそうにしていれば

「いいなぁ」と思ったり

「少しくらい遊びたい~」

と思ったりするのは当然のことで

それをきっかけに

ついついダラケてしまうことも

普通にあることだと思いますが

 

もはや

「勉強ぐらいしかやることない」

ような環境笑笑い泣き

 

勉強するのには

恵まれていたようにすら感じました笑

 

 

加えて、長期休み。

昨年度は3月からコロナで休校。

実質春休みが丸1か月となりました。

5月の連休明けもまたお休みになり

夏休みが倍増したようなイメージ笑

 

現役生の場合

平日勉強に費やせる時間は

限られていますが

コロナでお休みになったおかげで

丸一日勉強に使える日が増えました。

 

受験生と言うと

夏休みに集中して

力を伸ばすようなイメージですが

昨年度の場合は、この期間に

どれだけ力を積むことができたか、は

結構重要だったかも?と思います。

娘のように

高3から本腰を入れた人にとっては

特に…笑

 

 

コロナの影響で

*休みで授業が遅れたけれど

 きちんと終わるのだろうか?

*入試方法に変更はないか?

*コロナに感染しないか?

等々、不安もたくさんありましたが

 

家族にとっても

どうせ旅行やオデカケもできないし

「受験生がいるから我慢する」

という意識を特に持たなくて済み笑

受験生も

「家族が遊んでいるのに自分だけ」

みたいなことも起こりにくい

環境でした。

 

高3は履修範囲の授業が

終わってしまうと

学校の存在が無駄に思える場合も

あるようですが

 

コロナ休校が長く

実際に

「ただ勉強するだけの日々」

を送ってみて

学校の存在のありがたみ、というか

「高校生活と受験勉強のセット」

の良さが見えたような感じもしました。

 

 

今年度は

昨年度と比べると

ワクチン接種も進み

対策法も見えてきて

危機感も薄れてきたように

思いますが

 

なんとなく

「自粛ムード」であることには

変わりがないので

勉強には打ち込みやすい環境だと

思います。

 

そんな環境であるからこそ

その時間をどう活用できたかで

結果が違ってくるかもしれません。

 

 

受験生の皆様

応援しています!!