このタイトルで
書き始めたところ
ちょうど昨日の「ドラゴン桜」で
「受験は集団で立ち向かう方が強い」
というようなことを
やっていました

東大ではないけれど
娘を見ていても
周りに助けられた部分が
沢山あり
よく耳にする
「受験は団体戦」
という言葉は間違っていないなと
思っていました。
受験生としての1年間
(高校3年間も)
どんな場所に身を置いて
受験に挑むか、は
とても重要だと思ったので
そのことについて書こうと思います。
受験は団体戦と言われる理由
1.周りが頑張っていると自分も頑張れる
2.お互いに支え合える
3.情報収集できる
1.周りが頑張っていると
自分も頑張れる
学校やクラスの雰囲気はとて大事。
自習時間や休み時間、昼休みなど
自分がガリガリと勉強していても
誰も気にしない、むしろ当たり前の
ような雰囲気ならば自分のペースで
勉強できますし、みんなが必死に
頑張っている様子を見ると、自分が
あまり気が乗らない日でも「私も頑
張らねば!」と気合いが入ります。
「朱に交われば赤くなる」とはよく
言ったもので、周りにいい仲間がいる
と、引っ張られて自分も向上すること
ができるのではないかと思います。
娘の属していた特進クラスは、一年毎に
成績上位40名で構成されるのですが
数人しか入れ替わりがないので、実質3年
間、ほぼ同じメンバーで過ごします。
みんなが高い志を持ち、高1から頑張る
のが普通の感じだったので、高3の受験期
にクラスの雰囲気が変わることもなく
お互いに刺激し合えとても良かったです。
2.お互いに支え合える
*勉強面
わからないところがあった時に
気軽に教えあったりできます。
娘は文系のお友達に文系科目の
勉強法を聞いたりしていましたし
自分は数学が得意なので、数学を
教えたりしていたようです。
さらに数学が大得意なお友達が
趣味で作った模試の問題を解いたり笑
模試終わりには毎回寄り道して、
みんなで自己採点したりするのも
楽しそうでした。
*精神面
とにかく、心身ともに元気でないと
何もできません。
模試ができなくて落ち込んでいても
励ましてくれたり、勉強以外でも
ちょっとした悩みも聞いてもらえたり
心の支えになる仲間は本当に有難い
存在でした。
娘は、東大文系に合格した2人と
仲が良かったのですが、理系文系で
戦う科目も違うので、ちょうどいい
距離感で刺激をもらっていました。
自分は彼女達には手が届かないと
認識しつつ、模試の結果を教えあって
励ましてもらったりしていました。
志望校の話やテスト結果についての
悩みを人に話すのは、相手を選ばない
と難しいです。
相手の優秀さと自分を比べて卑屈に
なってさらに落ち込んだり、
逆に、悩みをただの自慢に取られて
しまったりもするので…
クラス全員東大目指してる、とか
友達はみんな医学部志望、とか
全く同じような境遇で、いいライバル
になる仲間が周りにたくさんいるのも
理想的ですが
娘の学校のような自称進学校だと
なかなかそうはいかないので笑
全く違う進路を目指しているお友達が
近くにいると少し救われるかなと
思ったりしました。
3.情報収集できる
同じく医学部受験するクラスメイトと
話をして、受験の仕方や私立の情報等
色々聞いて詳しくなっていました。
夏期講習に何を取る?とか
この参考書がいいよ、など
勉強関連もそうですが、
受験のホテルもうみんな取り始めてる、
とか、
共テの会場の駐車場はここがいい、等
受験情報も色々と。
お友達情報だけでもかなりのモノ。
とても助かりました。
高校3年生としての1年間は
受験生として
勝負の1年であると同時に
高校生活最後を飾る
貴重な1年でもあります。
孤独に机に向かい
1人でずっと頑張るのには
限界もあるし
お互いに切磋琢磨しながら
目標に向かっていく環境の中で
充実した学校生活を
送っていけるのならば
それが一番良いのではないかと
思いました。