【昇級審査 道着についての補足説明】 | taekwondo-taaのブログ

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テコンドーアクションアカデミーTAA尾張旭&春日井教室
『無理なく楽しく♪』『怪我なく故障なく』『痛くない怖くない』
を3大ポリシーとして、2022年4月3日にテコンドー尾張旭教室を新規オープンし、好評だったため2024年4月春日井教室もオープン♪

【昇級審査 道着についての補足説明】

昔は「服装の乱れは心の乱れ」という標語と学校の生活指導が多くみられました。

今では因果関係が明確でないと賛否両論あります。

学校の制服については置いておき、昇級審査における道着着用の審査についてお伝えします。



クラスではもう何度も聞き耳タコかもしれませんが、
「帯を綺麗に結べているか?」
は採点項目に入っています。

具体的には
・帯の左右の長さを揃える
・帯が落ちないようにしっかりと結べている
です。

 

 

なお、Yahoo知恵袋を見ますと、空手道場では白帯の幼児が昇級審査途中で帯を落とし、自分で結び直すことができなかったので不合格という話が投稿されています。

 

 

 

個人的な見解では、新品の帯は意図しない箇所に折り目がついていますし、ゴワついてしっかりとキツく締めづらいので何らかの対策は必要だと思っています。

 

空手道場では帯どめを売っている所もあるそうですが、テコンドーでは今まで帯どめをしている方は見かけたことがないような気がします。(私が気づいていないだけかもしれませんが。)

 

ちなみに当教室では、正しいかどうかは別として、新品の帯は洗って柔らかく締めやすくすることをお伝えしています。

 

 

 

さらに余談ですが、武道の道着の帯を洗うかどうかについても、ネットを見ていますと意見が分かれています。

 

ただ、世界が感染症パンデミックを経験し、とにかくアルコール消毒、と社会が敏感になっていると、帯とはいえ洗わないというのは肯定されにくいような気もします。

 

まぁ、昔は体育のジャージを洗わずロッカーに入れたまま、体育会系の部室はカビくさくなっていたり、というのも珍しいことではなかったので、どこまでその人の思想やこだわりが許容されるかについてはその時代によって変わるかもです。

 

ただ、柔道や合気道など相手と組むのが前提の武道で、帯は絶対洗いません、という方がいると、正直嫌がる人もいるでしょうし、女性の生徒さんは確実に嫌がると思いますね(^^;

 

 


それでは、続いて道着と心の関係についての私の見解を書きます。

 

まず第一に

「自分がお世話になっているものに対して当たり前と思わず感謝の心を向けることができているだろうか?」
というのはポイントになると考えています。

そして道着だけでなく、道着を買ってくれて、いつも洗濯してくれている親御さんに感謝の気持ちを向けることができるようになれば素晴らしいな、と思います^^

私は心の修養で最も大切なことは

「思いやりの心」

だと考えています。



また将来何か別のスポーツをするにせよ、仕事をするにせよ、

「成果を出している人は自分の道具(用具)を大事にしている方が多い」

です。(広義では道着も道具、用具に含めて考えて良いと思っています。)

また先輩でも上司でもできる人は、後輩や部下が道具をどのように使っているのか、扱っているのかを見ています。

やはり物の扱いが丁寧でない人に信用は寄せづらいですし、高価な道具や大事な道具は使わせてもらえないように思います。



あとは道着と心の関係についてさらに言えば、

「道着を綺麗に着ることができているかどうかに気を向けることができるぐらいの心の余裕はあった方が怪我も予防できますし、上達が早い」

と思います。



なお、こうやって偉そうなことを書いている私自身至らぬ点はいくつもあります(^^;

例えば、私の周りで厳しい武道をされている指導者の方々は、着終わった道着を綺麗に畳んでカバンの中に入れています。

私はそれを見て素晴らしい、自分も見習おうと思っているのですが、実際は畳まずにカバンの中に入れてしまっている自分がいます(^^;

 

家に帰ってすぐ洗濯機に入れるのだからいいじゃん、なんて心の中で言い訳までしてしまっています。

 

ダメダメで申し訳ないですm(__)m



人間は怠けること、何かをやらないことについての言い訳を考えるのは上手いと思います。

天才的な人もいます。

ただ、例え上手い言い訳ができたとしても、自分の心の奥底では納得できていないと思います。

 

また、何かを怠ったり、やらなかったことによる結果は、遅かれ早かれ全部自分に返ってきます。

 

実際、今私はこうやって書いていて恥ずかしい思いをしています(^^;

 



私自身まだまだ心の修行が足りていない未熟な状態で申し訳ないですが、その分、できない人の気持ちも分かることもあります。

一緒に頑張っていきましょう♪

 

 

 

 

 

追伸

道着は色帯の間は指定道着ですが、黒帯になれば自分の好きな道着を選んで着ることができます。

 

女性の生徒さんの中には、それが黒帯取得へのモチベーションになる方もいらっしゃいます。

 

ちなみに私自身はこちらの道着を一番長く着用しています。