旧暦の6月は現在では7月にあたる。梅雨の時期なのに水無月といわれるのは暑い夏に水も涸れるということから、つけられたとあるが、他にも田んぼに水を張る月「水な月」という意味もあるようだ。

調べてみると、他にも沢山の呼び名がある。

「青水無月」「風待月」「涼暮月」など等。自然と一体となった人の心の情感を感じて、しみじみとした気持ちになりますね。6月は楽しみが多い月。

ちなみに、今はもう7月なので「文月」。他に「七夕月」、「愛逢月」これは、めであいづきと呼び、織姫と彦星が互いに愛し合うというもの。ロマンチックですね。

・・・と、今日の話題はこの呼び名のことではなくて・・・食欲のお話し。

梅酒のお話しなので6月の話題になってしまった。

昨年に続いて梅酒をつけた。昨年の梅酒が、もう美味しいのなんのって、とても上手に出来たので今年も早速梅を注文して、今は大きな瓶の中で熟成されるのを待っている。

それから、梅酒だけでなくて今年初めて挑戦したのが梅干し作り。今は梅酢がでて容器の中でその梅酢に浸かっている状態。梅雨が明けてカラっとしたお天気が3日間続くまで待つのだそうだ。7月の後半が良いとある。3日間、天日で干すのだ。大きなザルを買おうかな。

それにしても、どんな梅干しができるのやら、楽しみ!

ぬか漬けは良いぬか床になってきているから、美味しいお漬物が沢山食べられるし、庭ではハーブや野菜を育てて、少しずつ収穫しては食べている。この収穫して食べる、という行為が、本当に喜びなのだ。私は特に健康オタクという訳ではないのだが、最近は身体に気持ちがいいものを、何でも自分で作るということが喜びでマイブーム。

 

母はいつも最高に美味しいお料理を作ってくれた。美味しいだけでなく、愛情たっぷり感じられたお料理。「美味しいでしょう。沢山食べなさいね・・・。」いつも口癖のようにそう言っていた。友人が来るとあれこれと作って振る舞ってくれた。もう二度と母の手料理は食べられないから寂しいけれど、少しでも母の味に似せようと作っているような気もする。

アイスクリーム作りの器具を購入したので、ホームメイドのアイスクリーム。とっても美味しい!

ケーキも自分で焼く。お料理は当たり前だけど、出汁からとって何でも自家製。朝起きると先ずは珈琲を淹れて、すぐにあれこれお料理を作り出す。お料理をしながら歌詞を覚えたりもする。

今は炊飯器をやめて、土鍋で炊こうかと考えている。保温が出来ないから迷ってるが。

お料理のレパートリーは多くはないけど、家族は美味しいと食べてくれるので、それがまた私の喜び。当たり前のことしか出来ないけれど、母がそうしていたように心を込めて喜んでもらえるように・・・。