Beyond Organics

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都心に住みながら時間をかけずに体に優しいライフスタイルを送るにはどうしたらよいか?「食」を中心に纏めてゆきたいと思います!

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安部司さん著の『食品の裏側』を読んだ事がある方はご存知とおもいますが

現在市場に出ているお漬物の殆どは、化学調味料と添加物漬けです。

そんな中、ホンモノのたくあんを見つけたので、共有しますね♪

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こちらでお値段¥350

高いか安いかは、価値観の問題だとおもいますが、私は正当だと思いました。


無農薬で丹精込めて野菜を作り、手で干してパーケージングしてという手間を考えると、

中国の大規模農場で農薬と化学肥料をバンバンまいて、トラクターで無造作に収穫し薬で漂白した野菜を添加物に漬けた漬物が99円で売られてる事の方が、高いと思います。


ちなみに、こちらのたくあん、日にちが経っても悪くなりませんでした。

本来保存食の漬物が、あっという間に腐る事が、そもそもおかしいですよね。

ホンモノを選ぶ人が一人でも増えますようなキラキラ



iPhoneからの投稿
本日は、ビッグサイトで開催中のオーガニックEXPOに参加し、農林水産省のご担当者によるJAS規格についてのセミナーに参加して参りました。

その内容と感想を簡単にレポートしたいと思います。

セミナーはJAS法第一条の定義から始まり、有機JAS規格の歴史が説明され、その後は生産者や加工業者向けのための表示ルールなどが細かく説明されました。

全体の印象は、

「日本のオーガニックは黎明期」であり、
官庁もまだまだ、手探り状態なのだということです。

有機JAS規格の内容に関しては、正直問題点も感じましたが、農水省のご担当者と生産者、加工業者の真摯なやりとりから、お役所も、生産・加工業者も一生懸命頑張られている事がよくわかりました。

セミナーの内容を少しシェアしながら、私の感じた問題点も共有してゆけたらなと思います。

今回のセミナーにおいて消費者として喜ばしい点:

★各国に日本の有機JASの規格が各国と同等と認めさせ輸出を増やす交渉を中ということ。
現在は、EU27か国とスイスのみに基準を認めてもらっているそうです。
工業製品のように、世界一のオーガニック農産物を日本人が作る日が待ち遠しいです!

★有機JAS規格概要が納得のいくものだったこと

1、ほ場は二年以上有機の方法で管理。
2、種苗は有機ほ場で生産されたものが基本
3、組み換えDNA技術を使わない
4、化学的合成肥料は基本的には使わない
5、機械、器具からの汚染が無い管理
6、非有機農産物と混合しない管理
7、農薬は基本的に使わない

★有機農法を取り入れる農場および収穫高が、年間0.数%だが、右肩上がりに増えていること。

★使用を認められている資材が明確で理に適っている事。

例: カット野菜の洗浄のために、「次亜塩素酸水」という資材の使用が認められている。「次亜塩素酸水」は、洗浄や殺菌に使われ、食塩水を分解したものと塩酸を電気分解したものの二種類があるが、有機JAS規格で認められているのは、食塩水を電気分解したもののみ。

私自身、もしも「次亜塩素酸水」という表記を有機食品の裏に見つけたら、「なんだかよくわからない添加物~!こわ~い」で片づけ、有機JAS規格自体を疑うような事をしかねません


とんでもない傲慢さだと思いました…スミマセン。

★完全有機を目指しているがまだ技術が追い付いていないものに関しては、暫定的に化学の力による補助を認めている。

例: 苗とたまねぎ培土の粘度調整剤
苗の状態まで成長した玉ねぎを、トラクターで積み出荷する際、どうしても土壌の粘度を高める資材を入れないと、うまくすくえずに苗がだめになってしまう。現在オーガニックで同じ事をするための技術を開発中であと一歩だが、技術が追い付かないために化学的資材の利用を認めている。

こういった情報を開示する姿勢はありがたいですし、信用されると思います!


一方、私が感じた問題点を記述します。

最初に、結構ショックなやつです

①有機JAS規格の存在意義はあまりないかもしれない。

なぜでしょうか…?

ここに資料の文言をそのまま転記します。


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有機○○と表示するための現在のルール

○有機農産物及び有機加工食品(農産物加工食品に限る。)については、
・有機JASマークがついたものでなければ、
「有機○○」と表示できない。
・違反者に対しては
除去命令

○上記以外の有機畜産物、有機加工食品(畜産物及び農畜産物加工食品)及び有機飼料では、
・有機JASマークがなくても、
・有機JAS規格に定める生産方法とことなっていても、
「有機○○」と表示が可能
(ただし、慣行の生産方法と全く同じ場合、優良誤認に問われる可能性あり。)



---------------------------------------

。。。!?





えええ!!????

それって。。。ほぼ有機じゃなくても有機って言えちゃうんじゃ。。。
逆に言うと、きちっとした有機JAS規格が適用されてるのって、野菜と果物だけなんじゃ。。。
しかも、優良誤認に問われる可能性ありって、そこまで認識してて、なんで!?

ネタなんじゃないかと思ってしまいました(笑)

その他にも突っ込みどころはありました。
特に私が激しく日本的だなぁと思ったのは、

「やむを得ない場合」とか「入手が困難な場合」といった表現が多く生産者からも「どういった状況が入手困難ですか?」という確認の質問がありましたが、「FAQを見て判断してください」という回答で、つまりケースバイケース。

規格としての拘束力はそれでは弱いですよね。

②規格が生産者を意識しているもので、消費者にはわかりにくい。

先に述べました4種類のカテゴリーをはじめとし、他にもたくさんの情報をいただきましたが、消費者にそこまでの知識は求められませんし、分かりやすいとは到底思えませんでした。
消費者にとっては、有機畜産物でも有機加工食品でも畜産物でも農畜産物加工食品あまり変わりません。

消費者の置いてきぼり感は否めません。

以上の事から、私は有機JAS規格に関し、下記のような結論を出しました。

★結論★

先に述べたようにオーガニック農業自体が黎明期であり、見切り発車をしないと何も始められない、というのが現実ではないかと思います。

そんな中、農水省のご担当の皆様も一生懸命頑張ってくださっているのが今の基準なのだと思います。事実、関心した事もたくさんありました。

ただし、やはり根本的なところに疑問が残ります。黎明期だからこそ、一本の筋を持つ事が大切なのではないかと感じます。逆に、今の見切り発車状態で筋を通さずに「とりあえず、とりあえず」でやってしまうと、今の年金制度の二の舞になってしまうのではないかと思います。

そのために、一つの提案としてEUのオーガニック基準をそのまま採用することはできないのかな?と思いました。日本独自の規格は輸出においても二重の手間となりコストもあがって弊害になるのでは?

なぜEUの基準を採択しないのかと感じてしまうのでしょうか?それはEUの基準に信用があるからですよね。

今日のセミナーを通し、私の中で浮かびあがって来たキーワードが、<信用>でした。

上記の農産物以外の非常にあいまいな規格も信用がベースになっていますよね。
過去、日本人は民度がずば抜けて高かったですが、残念ながら全国規模で流通が起こる現代において、生産者も消費者も一生お互いの顔を知らないまま過ごすシステムにおいて、過去と同じレベルの信用を期待するのはむつかしいと思います。

EU基準にそこまでの信用があるのは、ヨーロッパは消費者が意見を持ち情報を自分から得ようとするからです。

やはり、消費者の自立と選択というのが、究極のテーマであると実感しました。
生産者が「あなたのために」作ってくれた野菜やお肉なら、悪いものなはずはありません。

<信用>できるブランドを選ぶ情報力、直観力、好奇心、ネットワーク力、そういったものがますます重要になっていくと確信しました。




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映画評論、など大層なタイトルを付けましたが、実は評論する気はありません。
この映画は、「とにかく観てください。そして自分の目で確かめてください。」
としか言いようが無いのです、実は


予告編はこちら↓



モンサントという会社名を初めて聞く方のために、パンフレットから一部引用します。

"世界の胃袋を握ること --- それがモンサントのビジネスの戦略

アメリカに本社を構えるアグロバイオ企業「モンサント社」、世界の遺伝子組みかえ作物市場の90%を誇るグローバル企業の、クリーンなイメージに隠された裏の姿をカメラは追う。

遺伝子組み換え作物(Genetically Modified Organism GM作物、GMOとも呼ばれる)から、過去に発売された枯葉剤、農薬、PCB、牛成長ホルモン。1世紀にわたるモンサント社のヴェールに包まれた歴史を、貴重な証言や機密文書によって検証していく。自然界の遺伝的多様性や食の安全、環境への影響、農業に携わる人々の暮らしを意に介さないモンサント社のビジネス。本作は生物の根幹である「タネ」を支配し、利益ばかり追求する現在の「食」の経済構造に強い疑問を投げかける。
「世界の食糧支配、それはどんな爆弾より脅威である…」
と作中で語られる、世界の食物市場を独占しようとするモンサントの本当の狙いとは?"

パンフレット P03より

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現在、この会社は種ビジネスによって世界の食糧の利権を握ろうとしていて、すでに世界の農民の隷属化が始まっています。
(映画の中にも自殺した25歳のインドの綿農家の青年が出てきます。非常に痛々しい。)

私が驚いたのは、この映画は実は制作が2008年という事でした。
すでに世界42か国で放送され、書籍も16か国語に訳されているそうです。
なんと、日本に届くまでに4年もかかっているとは…!
体感的に、先進国の中では非常に遅い。
日本の地理的特性は、日本を外敵から(GM食物含む)守ってくれている非常にありがたい存在ですが、同時に情報伝達のスピードも下げてしまう…
なので日本では今でも先進各国の基準からすると信じられないような栄養学の情報を未だに持ち続けているのでしょうね。

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さて、この映画の中で取り上げられているようなモンサントの奇行は果たして真実なのか

モンサントの奇行、と私が呼ぶのは、

★自然の摂理に逆らった明らかにおかしな農作物を十分な実験もせず世の中に押し売りしようとする

★安全性を研究しようとする科学者に危害を加える、という事です。

真実か否かを、確かめるすべはありません、が、下記の事実を踏まえて皆様ご判断ください。

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パンフレットより:

Q、モンサント社の人は、自信を持って遺伝子組み換え作物の安全性を説いてますが、彼らの食卓にも遺伝子組み換え食物はならんでいるのでしょうか?

A、モンサント社で2000年までCEOだったシャピロ氏にメールインタビューを重ねていました。
彼は当時72歳で、退職後とても若い女性と結婚し二人の小さいお子さんがいるそうです。私は彼に「あなたは、牛成長ホルモンを市場に送り出した張本人ですが、その二人のお子さんにも牛成長ホルモンのミルクを与えているのですか?」とメールで質問しました。しばらく返信はありませんでしたが、後日「オーガニックミルクだ」という返信がありました。

Friends of the Earthによると1999年の報告でイングランドのバッキンガムシャー州ハイウィコムにあるモンサントの製薬工場内の社員食堂を運営している会社は、従業員に提供する食事には遺伝子組み換え食品を一切使用していない、と発表されました。このことは、イギリスの新聞Independent紙でも掲載されました。


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Further Reading:

さいとうたかお
■ゴルゴ13(142) イリスク浮上せよ
遺伝子戦争 ゲノム・フロンティア
米国のバイオベンチャー企業が稲ゲノムの解析に成功。これは世界の米市場を支配可能な奇跡の遺伝子であったが、実はこの原種が盗まれた物であることが判明し…
2006.10

『エコロジスト』誌編集部/編
■遺伝子組み換え企業の脅威 モンサント・ファイル
アントニーF・F・ボーイズ/監訳
安田 節子/監訳
日本消費者連盟/訳 
1999.12

野口 勲
■タネが危ない
日本経済新聞出版社
2011.9

ヴァンダナ・シヴァ/著
■食糧テロリズム 多国籍企業はいかにして第三世界を飢えさせているか
浦本 昌紀/監訳
竹内 誠也/訳
金井塚 務/訳
明石書店
2006.12

河野 和男
■自殺する種子 遺伝資源は誰のもの? 
新思索社
2001.12


映画「モンサントの不自然な食べ物」
渋谷アップリンクで公開中


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