「景福宮」(キョンボックン)の話の続きです(随分間があきましたが~)。
ここには良いエネルギーを感じる場所が多々あるのですが、
第5チャクラが開き、なんだか気分よくコミュニケーションできそうな
建物があります。それはこちら。
「慶会楼(キョンフェル)」
周囲を水に囲まれた建物の2階では、海外からの賓客の接待や
宮殿の主要幹部たちとの会食が行われていたそうです。
まずこの、風が吹き抜けるつくりがスゴイです。
風はコミュニケーションを促進するエレメントですから。
そして水です。 水はエネルギーに満ち溢れ、浄化する
働きを持っています。
風と水の要素がふんだんに取り込まれた建物の作り方を
見ていると、「風水」という言葉が浮かびました。
宇宙(天)のエネルギーは、風と水(雨)が「地」に運ぶ、
ということなので、ここはまさに良いエネルギーに
満ちた場所であるよう設計されているんだなと思いましたし、
写真を見て分かるように、北岳山が後ろ盾になる位置に
置かれています。
緻密に計算されて、建てられているんですね。
「緻密な計算」ということでいうと、
ここは中国の「周易」の原理に基づいて設計されてもいるそうです。
どういうことかといと、建物の中に「天地人」、「1年の時の流れ」
「二十四節季」を象徴する要素が存在しているのだそうです。
他にも、この建物をよく観察すると、入口(土の要素)と
左右で対(つい)になるように、池の中に小島が作られていたりと、
「緻密な計算」がいろいろ見えて興味深いです。
北岳山の良いエネルギーも降り注いでいるので、
慶会楼付近のベンチで、しばし休憩してみてください。
(つづく)