西鉄太宰府駅を降り、表参道を歩くこと5分。
九州で最も古いといわれる大きな鳥居の先に、
太宰府天満宮があります。
ご祭神は菅原道真公。
平安時代前期、京都の学者の家柄に生まれ、
5歳で和歌を詠み11歳で漢詩を創作。
「秀才」と称され、時の天皇の信頼篤く
右大臣の位に上りつめた方です。
鳥居横には、牛の像が。
道真公は845年の乙丑(うし)年生まれ。
そして本殿を建てた場所は、
菅公の亡骸を牛車で京都へ運ぼうとしたところ、
急に牛が伏した場所。
そんなわけで菅公は牛と縁が深く、
あちこちに神牛の像があるのだとか。
鳥居をくぐり、「心」という漢字をかたどった池に架かる
御神橋を3つ渡ります。
手前から過去・現在・未来を表わし、
三世一念の仏教思想に通じるという橋には
「参拝する人の穢れを清める」という意味もあるとか。
この橋を渡っていくうちに、
清々しいエネルギーが強く漂ってきました。
◆アクセス
西鉄太宰府駅徒歩5分