11月22日
主治医との面談の続き。
残された時間は少ないと言われました。
夫が主治医に
「残された時間、具体的にはどのくらいですか?」
と聞きました。
私も気になってはいたけど聞くことができない質問を夫は主治医に聞きました。
主治医は少し言いにくそうに
「1ヶ月以内に何かがあってもおかしくない状態です。○○さんの場合は遺伝子の変異があってオプジーボの効果に期待していたんですが、、、、。肝臓の癌の進行スピードが早くて、、、」
CT検査結果の肝臓の状態は主治医の予想を上回るものだったんだと思います。
まさか、まさかそんなに短い余命を言われるとは思ってもいなかったのでショックでした。
もしかすると年を越すとができないの?
1ヶ月って、、、。あっという間じゃ。。。
唖然としました。
涙がポロポロ出てきました。
そして話は続き、心肺停止した時の処置について話がありました。
心臓マッサージをしてほしいかなど質問がありました。
夫はそういう延命はしなくていいです。
と答えました。
面談が終わり、義両親は気を遣ってか2人で話すようにと帰宅しました。
「ゴメンね。泣かせてばかりで」
夫が言いました。
「何でだろうね。こんなに頑張っているのに」
夫の目からも涙が流れました。
「旅行行けないかも」
と悔しそうな夫。
それから色々と話し
「幸せだったよ」
と言う夫。
涙がたくさん流れました。
そして今後のことについても話し、やっぱり家に帰ると階段など大変かもしれないから緩和ケアの方がいいかなという話になりました。
病室から出る際、担当看護師さんに緩和ケア希望と伝えました。
看護師さんと2人で面談室に入り
「奥さん大丈夫ですか?大丈夫じゃないですよね」
また涙が止まりませんでした。
看護師さんは私の事や義両親、子供達のケアについて心配してくれていました。
これからどうなっていくのか。
全く想像がつきません。
1ヶ月なんて信じたくありません。