主治医に緩和ケアの病院に転院希望と伝えてから今まで毎日のように採血したり、輸血したりしていたのがなくなりました。
飲んでいた鉄剤のシロップもなくなり。

正直見捨てられたような感じもしてしまいました。

治療はCVポートで栄養を摂ることと、痛み止めの麻薬を点滴で流すこと。

移動は車椅子ばかり。

足はパンパンに浮腫んで、肝臓とお腹の辺りもパンパンに張っています。

痛み止めの麻薬が効いているのか、股関節の痛みはなくなったようです。

3日前くらいから点滴で入れていた麻薬が、体に貼るタイプに変わりました。
その副作用が出ているのか睡魔が襲ってくるようです。
病院に行った時も眠っている時間が多くなりました。

痛みがなくなってよかったんですが、このまま眠ったままになったら、、、と不安も押し寄せてきてしまいます。


そして昨日。
主治医との話がありました。
夫が輸血とかしなくて大丈夫なのか妻が心配していると話したようです。

主治医の話は
「今行なっているのは痛みをとってあげる治療です。
緩和ケアの病院に転院しても同じような治療になると思います。
以前、放射線治療をしている時に輸血しても貧血が改善せず、逆に輸血をすることで出血するなど危険も伴います」
と言われました。

夫は
「分かりました」
と答えました。

そして話は続き
「私は土日が出張で居ないことが多いので、万が一があった時に立ち会えないことがあるかもしれません。その時はきちんと代理の先生に伝えておきます。もしかしたら、ここで最期を迎えることになるかもしれないので」

この言葉でまた泣きそうになりました。
本当に残された時間は少ないのか、、、。
緩和ケアの病院に移ることもできないのか。


というか、先生土日休みでは??
気を遣ったのかもしれませんが、どう考えても休日だろうと思ってしまいました。

緩和ケア病院の面談の予約をしてますが早くて2日の月曜日。
もう一つの病院は9日の月曜日。
ただ、満床だと転院するのが難しそうです。

夫も緩和ケアの病院に移ることを希望してますので、すぐに入れるといいんですが。


それと主治医に聞かれたのが解剖の話。
「万が一の時に解剖を希望されますか?」
と聞かれました。

そんな事聞かれるんですね。

夫は
「どっちでもいいです」
と答えていました。

私は
「そんな事しなくていいよ」
と反対しました。

正直、こんなに辛いし、悲しんでいるのに解剖の話など聞きたくありませんでした。