わたしは、たびたび、「手がきれい」といわれる。


幸い、色が白いので得なのだ。


色白は七難隠すというように。


指は短いが、手の甲がひろいのと、つめが長丸なので、


指が長くみられる。


手がきれいと言われるたびに、


その言葉にうれしくて、


もっときれいにしなきゃって手入れをして、


家事もしない自分がいた。


でも、今は、家事をしなきゃいけない。


こんなにでかい体に恵まれたのだから、


使わなければ、神に申し訳ないではないか・・・


そして、指輪が似合う手になるように、


念入りに手入れをし続けること・・・