わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
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これは私の娘が小さい時に
子供番組で初めて目にして
一瞬で好きになった詩です
あの頃、自分の娘の成長のスピードが
他の子より遅い気がして(ただの気のせい…)
焦っていました
何故、成長のスピードが遅いと感じたのか?
そう!他の子と比べていたから
この詩を目にした時、涙が溢れました
この詩のように分かりやすく
人間、動物、鈴って
ジャンルが違っていれば
お互い認め合えたり出来るのに
同じジャンルの中だと
何故か差別や争い、競走が起こります
同じ人間だって
全く一緒の人なんていない
みんながみんな違うのにね