タクミくんシリーズの主人公の葉山託生くんはヴァイオリン奏者ですが、彼が演奏したとされるサン=サーンスの”序奏とロンド・カプリチオーソ”が聴いてみたいと思い、図書館で借りてみました。


夏の残像―タクミくんシリーズ (ルビー文庫)/ごとう しのぶ

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サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番/デュメイ(オーギュスタン)

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デュメイ独奏でオケはモンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団のものです。
デュメイの音を初めて聴いたのですが、素晴らしい演奏です。
色気もあるし、表情豊か。
有名なソリストの演奏とは、こんなに素晴らしいものなのかと感動しました。
スタッカートもレガートもはっきりしてるし、音の強弱とかもわかりやすい。
他のソリストもきっと違った演奏をするに違いないでしょう。
そんなわけで他の人の序奏とロンド・カプリチオーソが聴いてみたいと思いました。


それにしてもこの曲自体が弾けることが有能なバイオリニストの証とでもいうかのように、おたまじゃくしがたくさん並んでます。
ってことは託生くんって自分が言うほどバイオリンが下手ってわけじゃないと思うぞ。