ワタシは、ほぼ半日寝ていたことになる。
後ろめたさもあったけど、久しぶりに惰眠をむさぼれてほっこりしていた。
ところがオットは・・・散歩のあと、裏手の配線がトラブルを起こしていたらしく、その修理の手配と格闘していたようだ。この家の前の持ち主が無茶をしていたらしく、漏電一歩手前の危ないところだったらしい
でも、とりあえず応急でコードを外し、そこの配線だけコロしておいたとのこと。あとは週明けに電気屋に来てもらうよう、電話で手はずを整えておいてくれたらしい。それから昼に炒飯を作ったと、皿にラップをかけて置いてあった。

新聞を読みながら、ありがたくいただく。
その後、あまりやる気になれなかったけれど、とりあえず仕事はまだあるし、ぼんやりしてるわけにもいかない。オットは朝の件でくたびれているだろうから、風呂を洗って湯をはり、オットを入らせて食事の支度をした。
「あまり食欲がない」とは言っていたけれど、4品ほど作って並べる。

食べ始めたが、オットは元気がない。っていうか、今日は何となくくすんだ感じだったのだ。これって、自分が四苦八苦しているときにワタシが寝ていたからかもしれない

「しんどいの?それとも今日は頑張ったから痛いの?」
「辛い」
「体が?精神が?」
「両方・・・今日は、電気が危なかっただろう。オレが居たから何とか直しておいたけれど、あんなの放っておいて漏電でもしてみろ。火事が起きるんだぞ。この家には今は男手があるから無事に済んだけれど、オレが出て行ったらどうするんだよ

ああ、それでか。
危なかったのはわかった。それに適切な処置をしてくれたこともありがたいと思っている。でも、どうしてそこから、こういう話に持ってくるのだ

「出て行ったらってね、この前も話したけれど、あんたの仕事のこともあるし生活はこのままでもいい。ワタシも今まで通り家事もするしあんたの仕事も手伝うよ。でも、夫婦の関係で居ることに疲れたから、籍は抜いて他人になろうって言ってるのよ、ワタシは」
どうやらオットは、「やっぱりあなたが居ないとダメだわ」とか言って欲しかったのではないか。でもワタシが言わなかったから、落ち込んだんだのでわっ

そもそも、「出て行けっていうのかよ」と言い出したのはオットだ。言い合いになると、たいてい二言目にはこのセリフが出る。ま、その前に遡れば、「この家は寛がない、安らがないから、オレに部屋を借りてくれ」と言ってたんだけどね。
何度も繰り返してしまうが、オットの中では自分が言い出したことさえ、いつの間にかこっちのせいになっているのだ
ここからの会話は、ほとんどワタシの誕生日の時と同じ。
またもや進展しない堂々巡り、である


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