12月に入った週末。
ワタシは友だちと遊びに行った
昼前に出て紅葉の街を散策して楽しみ、買い物をして午後6時過ぎに帰る。
すると、仕事場に大きなプレゼントの包みが置いてあった
開けてみると、モニターが。
ワタシのパソコンは、詳しい友だちに組んでもらっているのだが、モニターはオットが昔使っていた15インチのお下がり。それをもう5年ほど使っていた。
ワープロとエクセルを同時に表示させて仕事するときなど、画面が見づらいこともあったが、オットは大きいモニターを買ってくれていた。
そしてワタシが夕食の支度をしている間に付け替え、設定してくれた。

「ありがとう」
迷惑かけてるから、早めのクリスマスプレゼント
そういう自覚があってのプレゼントなのか

そんなわけで、夕食は至って機嫌良く済ませる。
でも、でも。
やっぱりオットは、食後に台所の床で寝てしまう
何度揺さぶっても、ダメ。
迷惑かけてるって思うんなら、本当はプレゼントなんかより生活をちゃんとしてほしいんだけど。と、またもや足で起こす。
30分ぐらいかけてようやくオットは起き上がり、寝室へ上がっていった。
こんな毎日の中でのプレゼント。そしてもう一つ、素直に喜べない理由があった。


翌日は朝から出てゆき、午後5時過ぎ電話が鳴った。
「今から火をおこして焼き芋を作るから、遅くなる」
昨晩、明日は趣味の集まりへ行くけど、終わったあとで焼き芋をするかもと言っていたオット。予定通りなんだろう。
そして戻ってきたのは8時半。ワタシは犬の散歩を済ませて風呂を沸かし、食事の用意をしていた。
オットは上機嫌で焼き芋を犬に食べさせ、風呂に入る。そして食事のあとは茶碗を洗って片付けてくれた。それからうたた寝しそうになったので揺り起こすと、素直に2階へ上がって寝た。
ワタシも早めに風呂へ入り、この日は珍しく1時には就寝。
でも、この日は心穏やかじゃなかった


実は、オットの機嫌が良いのは、たぶん風俗へ行ってきたからだ


オットが趣味で出かけるサークルからほど近い場所には、ソープ街がある。
オットはケガの治療中なので、趣味の活動はできない。ただメンバーを見てるだけである。それでほぼ一日中過ごすのは、さぞかし退屈だろう。
これはあくまでもワタシの推測だけど、朝からサークルに顔を出し、途中で抜けて風俗へ。そしてまた帰り際に寄ったんじゃないだろうか。
家に「趣味へ行ってきた証」として、焼き芋を持ち帰るために。

ワタシは気付いちゃってるんだな

9月にあった浮気事件以来、ワタシはオットのことを信用していない。
だからたまに携帯を見ていたのだ。
つい3日ほど前、オットの携帯を見ると・・・送信メールは全部消してあったけど、受信メールには浮気事件のときに見たソープ嬢の名前があった。あの時、ワタシの目の前で「もうこれも消すから」と消去したはずの。それが復活している
肩書きというか屋号のようなものは一般商売を装ってあったけれど、その後に続く名前が以前と同じだったのだ。バカだねぇ

あ、この名前、見覚えがある。たぶん源氏名○○の人(A)だ。

それから、同じソープ街にいる別の女の名(B)と、見慣れない名(C)、3人とやりとりしてるらしい。Bからは「差し入れごちそうさま。ボーイさん達も喜んでました」とか書いてある。Bも一般商売の職種が書いてあったけど、その商売にボーイさんはいないだろうが(爆)
やはり一般商売の職種を記したCからは、とりとめない内容だった(だから本当のところはソープ嬢かどうかもわからない)けれど、(^o^)顔文字や絵文字混じりで親しげに書いてあった。だからたぶん、そうだろう。別のところで知り合った女かもしれないけれど、ただの友だちにしては妙に馴れ馴れしい。
そしてAのメールには「2日に会えるのを楽しみにしています」と書いてあった。

浮気事件の時の話では、Aはやはりウツで、同病のよしみからメールで慰め合っていたとのこと。Bはとても強い人で、話をするとその強さに癒されるとか言っていた。


けっ
家では痛い痛いばっかり言って、すぐに台所の床に寝っ転がって情けない姿で寝転けてるクセに、ちょっとつつけば「ひどいことをする」と顔をゆがめて怒るクセに、風俗とはな。
いったい、どんな顔をして行くんだろ

そんなわけで、今日は端からオットの外出は不審だった
前日の夜はわざと「犬がいつまで生きられるかわからないから、ちょっとドライブに連れて行ってやらない?」と聞いたんだけど
「遠くなんて犬が疲れるからダメだ。お前も家で仕事してろよ。オレは趣味の会に用事があるから行かなきゃならないんだよ」と速攻で断られていた。

ふふふっ、「行く」って言えるわけないよね
知ってるよ。知ってて言ったんだからさ。と、ワタシも意地が悪いな(笑)
こんなだから、オットは外に安らぎを求めてる


こうして迎えた日曜。
帰ってから、必要以上に明るく家庭的にふるまっていたオット
でも、屋外にいる時間もそこそこ長かったんだろう。もしくは長いこと裸でいたから(笑)か、「体が冷えて痛む」と言っていた。
そしてまた、台所のストーブを点けて床に寝っ転がった。


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