こんにちは！
田所雅子です。
｢こどもより親が大事と、思いたい。」
これは太宰治の『桜桃』の冒頭の文章です。
昔、かなり話題になった文章でした。
こどもだった私は、ずいぶん勝手なことを言っている、と思ったものです。
でも、今なら、太宰は真実を衝いている、と思ってしまいます。
太宰は鋭い感覚で小説を書いた人です。
誤解を恐れず言ってしまうと、確かに、親が大事です。
それはどういうことかと言いますと、親が幸せでなければこどもも幸せになれないから、ということになります。
特にお母さん。
私の知る限り、こどもたちは本当にお母さんが大好きです。
そして、お母さんに笑顔でいほしくてがんばります。
もう、その健気さときたら、涙が出るほどです。
ところが、案外そのことに親も子も気づいていないことが多いのです。
それでこどもは少しばかり愛情不足状態になり、屈折するのですね。
まずはお母さんがハッピーになりましょう！！
こどもをほおっておいて、ということではなく、ね。
ハッピーだと、心にゆとりがあるので、ちゃんとこどものことを見てあげることができますからね。
悩みや不安はさっさと誰かに相談して、助けてもらいましょう。
一人で抱え込んではいけませんよ！！
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