会社に勤めて30年、倒産して無職になりました。

退職金はごくわずか

数か月遊んでいたら、もうなくなりました。

働かないと、食べていけないので求人をみて応募するが

50代の就職は厳しい。はっきりいって何か技術がある、資格があるなど

何か人と違う物がないと、厳しいです。

偶々知り合いが、派遣に行けばとの一声で

調べてみると、あるわあるわ山ほど派遣会社がありました。

それまで、派遣という存在は知っていましたが

まったく興味がなく、勤めていた会社にも派遣は

居なかったので、気にもしませんでした。

2〜3件派遣会社に登録しましたら

来るわ来るわ、沢山仕事があります

試しに応募してみると、1週間以内に連絡します

ダメなら連絡は来ませんと記載があり

待っていても連絡は来ません。



募集が沢山あっても、そんなに簡単ではなかったです。

ネットの募集を見て、ポチポチと応募していると

一件のメールが届き、どうやら採用の様です。

しかしどんな仕事内容だったか、まったく覚えていません(笑)


そうこうしているうちに、入社ではなく、入職と言うらしい

入職日になり、待ち合わせ場所の駅近くに行くと

おそらくこの人達だろう、数人が屯していました。

時間になると、派遣会社の人が点呼して連れて行かれます。なんだか変な感じ。


ついて行くと雑居ビルの🏢五階の部屋、

机の上にPCが置かれ、TVで見たオレオレ詐欺の

事務所を彷彿させます。

どうやらここで作業をするんだなと思いきや

今日はまず自己紹介と仕事の契約内容や

守秘義務など諸々の説明で午前中は終わり。


昼食は隣同士になったおじさんと一緒に中華を食べに

おじさんは派遣ばっかりで、正社員になった事がないそうです。

苦労話を黙って聞いて、雑居ビルに戻ると

朝8人居たのに、午後戻って来たのは4人

なんともな〜

もう笑い話です。

この4人でこれからの派遣生活が始まりました。

冷たい風が身に染みます。