「焼き牡蛎食べ放題バスツアー」ってなやつに行ってきました。
食べ放題の目的地は千葉県の館山辺りなんですけど、途中途中でお寺なんかを見学したりします。

アクアラインだと、品川あたりからアッという間に袖ヶ浦ですねー。
行きは、海ほたるで休憩しましたが、ここはもう千葉県側みたいで、知らないうちに海底アクアラインは通りすぎていたことに気付いてビックリ!でしたよ。

千倉にある小松寺では、平安時代の仏像たちを見ましたが、どれも素晴らしいものでした。
この寺の近くの池には鯉がいて、白くて頭に赤いハートマークの鯉を見つけたら恋愛成就、金色の鯉を見つけたらお金持ちになると聞き、見にいったら、両方すぐ見つけてしまったので、早くも恋する金持ちジジイになったようです(笑)
まあ、近くにいた人もみんな見つけたようなので、色金ジジイ、色金ババアがたくさん出来上がりました。


(恋を呼ぶ赤いハートの鯉。ハートといえばハート、違うといえば違う...笑)

(金持ちになりそうです)

バスに戻ろうとしたら、よそのバスガイドが「きれいな紅葉ですねー」と話しかけて来たので、「ここにハートのコイがいるんですよー、見つけて素敵なコイをしてください!」とオヤジギャグを盛り込んだ有難い言葉を伝えておきました。


(池に紅葉、風情ですなー)

いろいろ見学してから、いよいよこれからお待ちかねの焼き牡蛎食べ放題だいっ!ってことで、焼き食堂に行くと、牡蛎の他にもホタテやサザエなどの貝類、えび、ねぎとろ、牛肉、野菜類が並んでおりました。牡蛎は小振りです。
とにかく、牡蛎を食べ放題したい!ので、牡蛎中心に焼いて、焼き上がりを見計らい、殻を開けて食べ始めました。



ホタテ、サザエ、はまぐりも食べましたが、どれもこれも味はイマイチだなぁ・・・
去年、松島で食べた牡蠣は美味かったなぁ・・・
これが食べ放題の食材、味なのかって感じでした。

ということで、ここでやたら牡蛎が美味しかった、去年の松島の話しを載っけようと思います。

仙台から千石線で松島海岸駅へ。
仙台は土方歳三が仙台藩主・伊達慶邦公に謁見しましたが、松島辺りで開陽丸に乗ったそうで、そんな由来ある地ということです。

松島に来れば、なぜか 
♪エンヤ~トット、エンヤ~トット、まつしま~のサヨォ~~~瑞巌寺ほどの寺はない・・・♪
♪前はう~み、うしろはハトヤの大漁苑♪
♪伊東に行くならハトヤ、電話はよいふろ(4126)♪
と伊東温泉「ハトヤ」のコマーシャルソングになってしまいます。

このCM、若い人は知らないかも知れませんが、説明するのもめんどうなので先に進みます。

まあ、そんな唄を口づさみながら、ぶらぶら歩きますが
芭蕉にもかなり関わりがあるらしく
あちこちに芭蕉の関連ものがあって、芭蕉碑もありました。



そんなんですから、海を見れば
♪ 松島や ああ松島や 松島や ♪ って口から出ます。
そして自分でもなんかできないかと、一句二句とひねったりします。

♪ ミンミンと 耳にしみいる 蝉の声 ♪
♪ 松の木に ミンミンゼミが いましたよ ♪

いやぁ、松島は、人を俳人にしますなぁ~。

この後、ホタテ、いか、焼き牡蛎、生ガキ、生ビール。
これは美味かった!



♪ カキ食えば~ 舌がなるなり おれの口 ♪
と、ここでも一句ひねられずには、いられません!

このあと、五大堂を見学。



松島遊覧船に乗りました。


フェリーの名前は、なんと「芭蕉丸」!

松島の島々たち。



フェリーと一緒にカモメたちも飛んでいたので、カモメにポテトチップスをあげてたら、フェリーのガイドのおばちゃんに叱られました(~ ~;)