最近読んだ『かち習慣』(加治ひとみ著)にあった言葉が心に残った。
「腸を整えることは、自律神経を整えること」。
たしかに、体の声を無視して頑張りすぎると、心までカサついてしまう。
そんなとき、職場で誰ももらわなかった“ささげ豆”をひとりだけ受け取ったのが、今回のきっかけ。
「この豆で腸が喜ぶメニューが作れないかな?」
そう思って調べてみると、家にある材料で簡単に作れる“発酵あんこ”のレシピを見つけたんです。
もらったささげをコトコト煮込み、
やわらかくなったらミキサーでなめらかに。
そこに米麹を重ねて発酵させるだけ。
砂糖を一切使わず、豆と麹の自然な甘みがじんわりと引き出されていきます。
(※写真:容器に層状になったあんこと米麹)
職場の誰も手をつけなかったささげが、
こうして“腸を整えるごちそう”に変わっていくのは不思議な喜びでした。
発酵あんこをヨーグルトにのせ、
旬の梨といちじくをトッピング。
(※写真:ヨーグルトに梨といちじくを飾ったデザート)
秋の恵みと発酵のやさしい甘みが重なり、
口に入れた瞬間、ふわっと体の力が抜けていくような感覚。
「整える」って、こういうことかもしれません。
🍚日々のごはんにも、腸を思うひと工夫
(※写真:ごはん・みそ汁・納豆・おから和えの食卓)
もう一品は、ささげを使ったおかず。
おからと冷蔵庫のあり合わせ野菜に、ゆでたささげを加えて和えたシンプルな一皿です。
特別な食材ではなく、
身近なもので“整える”工夫をするだけで、
体がやさしく応えてくれるのを感じます。
味噌汁の香り、発酵あんこの甘み、
そして朝の納豆ごはん。
どれも「腸が喜ぶリズム」を作ってくれる大切な時間。
💫腸と心のつながり
腸が整うと、自律神経も整い、
自然と“心の余白”が生まれてくる。
本の中にもあったように、
20分の散歩やゆっくりした食事も腸活のひとつ。
体が整えば、心が整う。
そして、日々の選択がやさしくなる。
🕊まとめ
誰ももらわなかった“ささげ豆”が、
私にとっては「体と心をつなぐ贈りもの」になった。
特別な材料はいらない。
身近なもので、少しの工夫と好奇心があれば、
腸も心も整う。
この秋も、自然の恵みに感謝しながら、
“発酵のある暮らし”を楽しんでいきたいと思います😊




