心で話すってよく分からなかったけど
自分の感情を素直に感じて
感情にのせて話すことかな。

この間母親に心で話しかけた。
そんなつもりなかったのにそうなった。　
私の名前「カオル」の話で。

名前の由来。
男の子の名前しか考えてなかった両親の元に女の私が生まれてきた。
女の子の名前の準備がなかったから
仕方ないから女にも共通する名前で「カオル」と名付けた。

そんなことを聞かされて育ったせいなのか私は自分の名前が嫌いだった。
違う理由だったら大好きだったかもしれないこの名前。

母に改めて文句を言った。
「ホントひどい」って。

いつもはそんな風にならないのに
その日は話しながら悲しくなってきた。
だから素直にその悲しみを全身で感じた。

私は今、悲しんでいるな、と。
そして母を見た。

その時の母はとても悲しそうな顔をして私を見ていた。いつもは表情をあまり変えないのに。
母は言った。

「ごめんねぇ。
ホント悪かったねぇ。」

今まで見たことない切ない顔、そして声。私はその時の全てを受けとめた。

心で話したから…こうなったのかな？

よく分からなかったけど
私の悲しい気持ちを母が理解してくれたからか、私は心地よい感覚に包まれた。
　
悲しいけど心地よい。
なんとも不思議な感覚。

これが心で話すということなのかな。

幸せなママがいっぱいの世界を見たい！子育て・妊娠・出産アドバイザーただのかおるです！

子育てや不登校の悩みで
お話したくなったら
公式LINEはこちら
LINE Add Friend