私の４人の子供のうちの、３番目君の卒業式が昨日終わりました。

２年生の終わりから、学校に通えなくなって
４年生の終わり辺りから、全く学校には行かなくなりました。

私も息子の気持ちに寄り添えるようになればなるほど
学校から遠ざかりました。

そして卒業式。

前日に聞いたら
式には出るって言いだして。

びっくりして洋服とか調達して、
でも

だんだんその時が近づいて来たら

彼は憂鬱になってきたみたいで
当日の朝
布団から出てこないし
ご飯は食べないし
お茶も飲みませんでした。

行きたくないんだろうな。
そう思ったからそれを受け入れ
無理強いしませんでした。

式に行くって言ったことも息子にとってはすごいことだったんだ。

父親が学校に証書を受取りに行きました。

母親である私。

私は？　
私はどうしようか。　

息子が学校に通えなくなってから足繁く学校に通ったのは、この私。

担任の先生とは、何だかんだと話もしてきました。

父親が学校行ったけど
母親として私もやっぱり学校に挨拶に行くべきかな。

頭では、そう思うのですが
身体が動きません。

少し気になりながらも
そのままにしていました。

しばらくして
気がついたこと。

ああ、私
とっても頑張っていたんだな。

私、
学校に失望し
期待していなかったんだ。

それなのに
親だからって

頑張ってた。

頑張って定期的に学校に通ってた。

私
言いたくないんだ。

お世話になりました、とか
ありがとうございましたって。

後になって
形だけでもしておけばよかった
とか
思うかもしれない。

でもそれでもいい。
今は言いたくないんだ。

自分の気持ちに正直でいこう。

そう思って
息子の部屋の横のダイニングで
なんとなく
自分の気持ちを抱きしめながら
自分の気持ちを見つめていました。

そしてさらに気づいたこと。

私は学校に失望していたけど
これって鏡で
本当のところ
私は自分にも失望していたんだ、ってこと。

息子を支えてあげれなかった自分
息子そのものを攻撃なんて、するつもりなんてなかったけど結局のところ攻撃してしまった自分
息子との関係の再構築

これでいいって思っても
本当にいいのかも分からない

こんな私でいいの？
私やっぱりダメなんじゃないの？

これが自分に失望している自分。

自分に失望している自分を見つけたら
癒しにいくしかないよね。

これじゃダメだって思ったとしても
それが私。
そんな私を受け入れるしかないものね。

癒しても癒しても
癒したりない自分だな。

まだまだ自分を癒し尽くすことからは卒業出来ないなあ。

でも私が自分を充分癒し尽くせたら
間違いなく息子にいい対応が出来ると信じて。

これからも課題。
自分を癒す。

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学校に行けない息子の卒業式に想う。