香港で今月、民主活動家の周庭氏が国家安全維持法(国家安全法とも)なるトンデモ法律違反容疑で逮捕された。他にリンゴ日報創業者等も。

全員保釈されたが、こういう悪法の一番始末の悪い点は、権力側が恣意的に運用して市民の声、特に権力側に批判的な者や都合の悪い者の声を封殺すること。逆に、権力側の人間には理由を付けてお目こぼしをすること。

日本の現政権も、特に後者のようなことを繰り返しやっているし(元検察官の黒川某、レイプ犯の山口某など)。

 

ただ、今回の例を見るまでもなく、中国の人権侵害は桁違いにひどい。今更ながらだけど、人民共和国が聞いて呆れる。

 

国家安全維持法関連記事: https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53259691

 

恣意的な、は arbitrary。法律の恣意的運用は arbitrary application of law。

 

例文: The recent arrest of some democracy activists in Hong Kong is a typical example of arbitrary application of law. (最近の香港での民主化活動家数名の逮捕は、法律の恣意的運用の典型例である)