特に輸送機関について、安全第一に例外はない、と常々言っているが、今日、某転職サイトの大手私鉄のページで、聞き捨てならない投稿があった。

投稿した人は現業部門にいた人。現業部門は駅業務、列車乗務が該当する。

 

該当部分 - 「仮眠時間が他社と比べて、極端に短い。平均で2時間半程度である。翌日はフラフラなのに、そのまま日勤をしたり、二徹(2日連続の徹夜)に突入したりと、とても安全を第一に考えている企業とは思えない実態がある。身体を壊しかけたので、やむを得ず退職を決意しました」

 

この人も指摘しているように、安全第一というなら、特に現場の社員・職員へのこのような過重な負担は禁物。人間である以上、こんな状態では注意力が散漫になるのも当たり前。

もちろん、過重労働を避けるべきのは輸送機関には限らないが、あえて輸送機関(それから工場や工事現場も)を取り上げているのは、まさに安全に直結するから。

 

過重労働は overwork, excessive work といった言い方がある。overwork は過重労働させる、という動詞でも使える。

 

例文: Especially in the transport industry, overwork can lead to a fatal accident. (特に運輸業界では、過重労働は死亡事故につながりかねない)