今日付けのニューヨークタイムズに、In Japan, the Message of Anti-Racism Protests Fails to Hit Home(日本では人種差別反対のメッセージが胸に響かず)という記事があった。
記事サイト: https://www.nytimes.com/2020/07/01/world/asia/japan-racism-black-lives-matter.html
米国と日本の状況の違いはあるが、日本も人種差別をはじめとした差別とはもちろん無縁ではない。
記事の中でも指摘があるが、韓国・朝鮮籍の人や、アイヌ人、部落の人に対する差別は厳然としてあるし、その主な背景が、さんざん言われていることだが、日本における島国根性、そして、同調圧力だろう。
人種差別反対は上記のように anti-racism。差別は discrimination。
島国根性は insularity。同調圧力は以前にも触れたことがあるが、peer pressure。
例文(上記記事より): A view that institutional racism is a faraway problem is keeping the country (=Japan) from more fully confronting entrenched discrimination. (制度的人種差別が遠い世界の問題だという考えがあるため、日本は根深い差別の問題にしっかり立ち向かえていない)