危機管理という言葉がある。主に軍事、国際関係で出てくる言葉で、政治家では保守系、あるいは軍事の「専門家」にこれを声高に口にする者が多い。
しかし、そういう者に限って、じゃあ自分はどうなのか、自分の行動に責任を取れているのか、と言いたくなるのは気のせいか?
そうした矛盾した例だけど、少なくとも3つ挙げられる。
1. 自民党
コロナウィルスへの対応。特別定額給付金に至るまでのドタバタ。イージスアショアは配備停止。その他、米国からの兵器の爆買いの無駄遣い。米国にへいこらすることが危機管理か?
2. 前原誠司氏
この人、危機管理の専門家のはず。その割に、自分の危機管理がなっていない。民主党時代の偽メール事件しかり、希望の党への合流という判断の甘さしかり。
3. ボルソナロ・ブラジル大統領
この人、元軍人。やはり危機管理は専門のはずだが、コロナウィルスを甘く見ていたのだろう。ブラジルはしっちゃかめっちゃかになりそう。
関連サイト: https://www.risktaisaku.com/articles/-/30550
共通するのは、「自分のメンツを守るための危機管理」ではないか。
危機管理は以前にも触れた(https://ameblo.jp/tadakyon/entry-12535811600.html)けど、 crisis management。
例文: Many "experts" of crisis management don't seem to understand what it really means. (危機管理の「専門家」の多くは、その本当の意味を理解していないようだ)