都知事選に山本太郎氏が立候補するとのこと。

今回に関しては、どうにも同氏の意図を図りかねる。明らかに宇都宮健児氏と票の食い合いになるだろうから。

個人的には、山本太郎氏の政策についてはおおむね支持。それだけになおさら。

同氏については、ほかにも多くの人が指摘しているが、その政策を見ても、国政の方で再度、その力を発揮して欲しいところ。

 

どこかで見たような光景だと思っていたら、同様のことが6年前にも起こっていた。宇都宮氏と細川護熙氏が票を食い合い、結局舛添要一氏が当選している。

 

現知事の漁夫の利は見たくない。まさに NATO (no action, talk only) だから。

 

票などの食い合い。これは cannibalize(動詞)、cannibalization(名詞)。

漁夫の利は Two dogs fight (または strive) for a bone, and a third runs away with it.

 

例文: Two liberal candidates fight for the Tokyo governorship next month, but this is likely to result in cannibalization of liberal votes and benefit the incumbent one. (来月の東京都知事選にリベラル派が2人立候補しているが、リベラル票を食い合い、現職を利する可能性が高い)

 

incumbent は現職の、という意味。