通訳の仕事だけど、通常は客先に出向いて行うことがほとんど。

しかし、最近はリモート通訳が増えている。リモート (remote) は遠隔の、という意味。

 

リモートだと、クライアント側にとって、通訳者や参加者に対する交通費や宿泊費の負担を減らせる、というメリットがある。

また、通訳者にとっても、自分のペースで対応しやすいと言える。

そして、このご時世、人が集まっているところに足を運ぶ必要がないこともメリットの一つとして挙げられる。

 

デメリットは、どうしても聴衆やスピーカー(話し手)と直接顔を合わせられないこと。人間、どうしても直接顔を合わせて話したい、と考えるので。また、通訳者からすれば、移動の時間がかからない分、その分の経費を請求できないので、客先に出向く場合に比べ、通訳料が若干低くなる、というデメリットもある。

 

来週は週明けから3日間、このリモート通訳(同時通訳)。自宅から対応。この週末は仕事の準備。

 

リモート通訳は、remote interpreting。今回は同時通訳なので、remote simultaneous interpreting (RSI と略す場合が多い)。

ちなみに、逐次通訳は consecutive interpreting。

 

例文: I will have a remote simultaneous interpreting (RSI) project next week. (来週はリモート同時通訳のプロジェクトがある)