今週の通訳業務中、クライアントの一人から、通訳のメモの取り方について質問を受けた。
文字で取っているのですか、それとも記号とかを使っているのですか、というのが質問の内容。
私の場合、文字、記号両方使っている。要点をメモし、それをつなげて訳出する。
なお、文字については、日本語と英語両方使っている。
メモの取り方は、私の通っていた通訳学校の場合、駆け出し時にその授業があった。
文字も記号も、それぞれがやりやすい方法で決め、対応。例を挙げると、日本の場合は日の丸を描く、米国の場合はUS、予算等、お金に絡むことは円マークやドルマーク。
注意したいのは、メモ取りはあくまで訳出の手段であり、メモ取り自体が目的ではない、ということ。
メモ取りは notetaking、メモを取るは take notes あるいは take memos。
例文: It is usually necessary to take notes for interpreting. (通訳の際には通常、メモを取る必要がある)