この週末はやはり翻訳作業に集中。また、週明けの通訳業務の準備も。

通訳と翻訳、同じ訳すという仕事でも、結構似て非ざるものだったりする。

 

違いを簡単に言えば、通訳はその場で即座に結果を出すことを求められる。翻訳は考える時間があるが、その分、精度の高さを求められる。

私のように、通訳、翻訳両方やる人もいれば、どちらかしかやらない、あるいはできないという人もいる。

 

いろいろな通訳者とご一緒する機会があるけど、通訳者の中で、翻訳はできないという人は少なくない。翻訳は自宅や事務所にこもってやることがほとんどなので、それが耐えられないという人は確かにいる。

一方、翻訳者で、通訳の訓練や経験を積んでいないので、通訳はできないという人も多い。また、翻訳はできても、英語を話すこと自体は苦手という人がいると聞いたことがある。

 

したがって、通訳者、翻訳者を目指す人も、自分の適性を見極める必要がある。

 

ちなみに、通訳は interpreting, または interpretation、翻訳は translation。動詞形はそれぞれ、interpret、translate。

 

例文: Interpreting and translation look similar but actually have many differences. (通訳と翻訳は似ているように見えるが、実際には多くの違いがある)