特に通訳の場合、人と人との間に介在するので、相性の良し悪し、そして、主観に左右されることは避けられない。
特に、事前に資料がほとんど、あるいは全く無い中、現場で最善を尽くしても、クライアントによっては、それが必ずしも報われないことがある。
どんな仕事もそうだけど、私のようなフリーランスの通訳者の場合、とりわけ結果をすぐに求められる。そのための資料が事前に入手できれば、当然、それにきちっと目を通すし、それが無い場合でも、経験とスキルをフルに活用し、最善を尽くす。
どんなに経験を積んでも、まだまだ、という気持ち。一方で、それが通訳や翻訳という仕事の面白さでもある。