どんな仕事、職場でも、自分に落ち度がないのに、トラブルに巻き込まれる可能性はある。
先日ご一緒した通訳者がまさにそう。
クライアントの某外資系企業の社長(某欧米人)が、トラブル対応でけっこうおかんむりだったらしく、話し出すと止まらなかったそう。
通訳者としては、きりの良いところで切ってもらわないと、内容を落とす可能性が高い(逐次通訳だったので)。実際にそうしたところ、件の社長、最後には逆切れし、その通訳者に対し、「出ていけ」と口走ってしまった。
その後は、結局社内で対応することになったそう。
これは災難としか言いようがない。通訳者は業務上必要なお願いをしたに過ぎないのだから。
そして、通訳者は生身の人間であり、機械ではないことも付け加えなければならない。