現地(東南アジア某所)での2日間の同時通訳、何とか乗り切った感じ。

事前資料がほとんどない中で通訳を行うことがいかに危険か、改めて認識させられた。

 

事前資料がほとんど、あるいは全く無い状態は、社内通訳に多い。経験の浅い人だと、背景がわからないまま通訳現場に立ち、結果を出せないことも珍しくない。私もかつて何度も経験している。

それでも、社内の場合、わからないことはその都度確認しながら進められることが多いので、まだ良い(もちろん、ある程度の経験とセンスは必要だけど)。

 

しかし、今回のような単発の場合、ことは社内では収まらない。実際、今回もクライアントの取引先が何社も参加していた。

事前資料が無いことの危険さを、クライアントにはもっと認識してもらいたいもの。それによって通訳に至らないところがあった場合、困るのはクライアントなのだから。