通翻訳に限らず、仕事で自分の意に沿わない内容に関わらざるを得ないことはある。

その際、通訳・翻訳者として、スキルは提供する。

ただ、それはクライアントに心を許すという意味ではない。

 

言い換えれば、仕事としてやるべきことはやるけど、自分自身の立ち位置、信条は曲げない、ということ。

 

内容によっては、皮肉を込めて、「敵情視察」ということもある。実際、私の知り合いのあるジャーナリストも、「情報は敵の資料から取れ」と言っている。

 

あとはもちろん、通訳・翻訳者としての守秘義務規定に抵触しないよう、十二分に注意すること。