この話題、通訳者や翻訳者の間でときどき出る。
先週のアジア某所での仕事の後、各国の通訳者と一緒に昼食を取る機会があった。そこでもこの話が出る。
私以外は皆、通訳の方がやりやすいという答え。翻訳は納品後に修正依頼や、時にはやり直しの依頼もくるけど、通訳は訳出すればそれで終わり、という意見。
もっとも、通訳の場合、もちろん全部の案件ではないけど、後で指摘を受けたり、時には苦情が来たりするので、むしろその方が戦々恐々、という側面もある。
一方、翻訳が孤独な作業であることは否めない。そのせいか、通訳者の中には、翻訳は絶対無理、という人もいる。
私の場合は、両方大丈夫と言うもの。別の言い方をすれば、どちらも一長一短ある。
これらを分け隔てなくやってきたことで、今まで何とか食いっぱぐれなくやれていることは確か。
ちなみに、ここ数年は、間違いなく通訳の方が多い。