通常、今日のようなセミナーやワークショップ、そして、国際会議等では、質疑応答の時間が設けられている。

今日、セミナー終了後、スピーカーや主催者との間で、国や地域によって、質疑応答の際の聴衆の反応が違うという話になる。


今日は、質疑応答の際になぜか全く質問が出なかった。スケジュールが押せ押せだったことも確かにあるけど、主催者によると、聴衆が遠慮がちだったそう。セミナーでの講演自体への聴衆の反応は良かったとのことで、こちらも一安心。


今日のスピーカーは中国人。かれと先述の主催者によると、日本に加え、韓国、台湾、中国の聴衆は、インドや東南アジアの聴衆に比べ、一般に静かで遠慮がちとのこと。私から見ると、儒教の影響もあるのでは、と思う。


それに加え、優れたファシリテーター(司会者)の条件の一つが、「インド人を黙らせ、日本人を話させる」ことも指摘する必要はあるだろう。