ある意味、ヨット等で海を渡ることに似ていると思う。あるいは、オフロードで悪路を走行することにも似ていると思う。

いずれも、どこに危険が潜んでいるかわからない、どこに落とし穴があるかわからないから。

そして、それなりの準備が必要と言うことも。


通訳業務も全く同じ。現場ではスムースに行くこともあれば、確認に手間取ったり、どんなに注意していても間違えてしまったりすることもある。

それに対し、すぐにできることは、月並みだけど、冷静さ、落ち着きを保つこと。そして、もちろん油断大敵。落ち着きがなくなると、訳出に余裕がなくなり、聞く方が不安感を持ってしまう。

今年はそれで一度失敗しているだけに、通訳現場では常に「冷静に」と自分に言い聞かせながらやっている。