今日の同時通訳業務、結局当日まで資料が届かなったのがあり、さらに、資料が全て差し替えになったのもあった。
そうなると、ほぼぶっつけ本番に近い状態。CNN等のニュース番組で、いきなり原稿なしの同時通訳(生同通)がが入ることがあるが、それとほぼ同じ。
しかも、スピーカーが早口とくれば、最悪。英語が分かり、かつ背景知識もある人間でも、付いていくのに一苦労、というペース。
そういう状態では、訳す方も、付いていくだけで精一杯。何とかやったとは言え、隔靴掻痒の感は否めない。
通訳を依頼する会社等に余裕がなくなっていることが原因。これは社会全体に余裕がなくなっていることの表われでもある。
そんな中で、少なくとも冷静さを失わず、落ち着いて対応できるか。そして、要点を見失わず、スムースに訳出できるか。毎度のことではあるけど、心したい。