「B'zLIVE-GYMPleasure2018 HINOTORI」レビュー(前編) | My Pleasure&Treasure

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学生時代に熱狂したB'zをまた好きになった新米B'zファンのBlog

おはようございます。ユウです。

今日から6月。
わたしが暮らす町は梅雨入りしました。

そして、、、
わたしの心もこの空と同じぐらい
泣いております。。

B'zLIVE-GYM"At Your Home"が
終わっちゃったよーーーー!(号泣)

わかっちゃいたけど寂しい。

まぁでも、これから少しずつ
映像作品を集めて
いつでもB'zを見られる環境にします!

そして何より
広告なしで1ヶ月半もの間
素晴らしい作品を見せてくれて
わたしたちに楽しいひとときを
与えてくれたB'zに
心から感謝しています。

本当にありがとうございました!


さて、無料配信期間ギリギリの
ラストスパートで
何本かは2巡目を楽しみました。

最終日の昨夜は
「LIVE RIPPER」を見ましたが

今日はその前に見た
「B'zLIVE-GYMPleasure2018 HINOTORI」
をレビューします。

Blogを始めたときに
このライブについては
書いているのですが
ちゃんとレビューしておきたいと
思ったので。


こちらはデビュー30周年を迎えた
2018年のPleasureツアーで
千秋楽、9月22日の
味の素スタジアム公演が
収録されています。


作品には未収録ですが
B'z大好き芸人としておなじみの
ブラマヨ小杉さんや
稲葉さんの親友、木村拓哉さんが
サプライズ出演した公演もあります。

また、過去のライブの再現を
これでもか!と盛り込んだ演出の数々や
過去映像のオンパレード

「LOVE PHANTOM」の続編として
「HINOTORI」が披露されたこと

今さら感満載(笑)
「恋心」の振付指導
(先日Mステでも放映されたシーンですね)

など、見どころが非常に多いのですが
なんといっても

稲葉さんの体調不良

これに尽きます。


体調を崩したのは9月1日の
福岡公演初日。

その日は1曲目から声がまったく出ず
稲葉さんは水をたくさん飲んで
切り抜けようとするも
3曲目で公演を一時中断。

そのあと、「裸足の女神」で
奇跡の復活を果たし
(と言っても全然本調子じゃないですが
たかだか13分ほどの中断で
ここまで持ち直すのは驚愕に値するレベルです)
何とか最後まで公演を続けました。

その模様も特典映像に収録されてます。

原因は喉の不調ではなく
喘息発作だったそうで
(喉は平気だったけど
咳が出て呼吸が苦しい状態)

その後も対症療法で治療しながら
ツアーを続けましたが

「光芒」や「ギリギリchop」
「イチブトゼンブ」など
高音かつパワーのいる曲は
カットされた公演もあります。

(千秋楽ではすべて披露しており
初見時、わたしは「光芒」や
「イチブトゼンブ」で
曲を知らなかったのに
感動して泣いてしまいました。)

治療と言っても、対症療法に過ぎず
あれだけハードなライブを
何公演もこなしてきたので
9月22日の千秋楽も
声の調子は良くないです。

プロ意識が高い稲葉さんのこと。
不本意極まりなかったでしょう。

でも、でもね。

わたしは、だからこそ
感動したんです。

初めてこの映像作品を見たとき
わたしは上記の事情を知らなかったし
それ以前にも
初期の作品しか見てなかったから

正直、年齢のせいもあって
声が劣化したのかと思ってました。
(その後、「Whole Lotta NEW LOVE」を
見て、この時そう思ってしまった
自分を恥じました。
土下座して謝りたい……)

そんな事情を知らなかったわたしでさえ
感動して
溢れる涙を止められなかった。

だって「光芒」や「イチブトゼンブ」は
サビの声を張る高音のフレーズ
完全に声割れちゃってるんです。

なのに、声もパフォーマンスも
まったくセーブしない。

超絶シャウトもするし
ワンコーラスだけとはいえ
「REAL THING SHAKES」も歌っちゃう。

精神が身体を凌駕していたとしか
思えない。

その凄み、気迫に圧倒されました。

「この人たちは本物のプロだ」

と思った。

そして、一瞬で
B'zの大ファンに舞い戻ったのでした。


予期せぬ事態に陥ったとき
どういう対応をするのか。

万全ではない状態を
お客さんに見せてはいけない

と考えて
中断する人もいるでしょう。

それぞれの対応に正解も不正解も
ありません。

安室ちゃんがスパッと引退したのも
とてもカッコよかったですよね。


けど、稲葉さんは
カッコ悪くても、万全でなくても
すべてをさらけ出し
ライブを続行する決断をした。

それは30周年という大事なライブを
ファンがどれだけ楽しみにしていたか
知っているから。

そして、稲葉さん自身
C&Rのときなどに

「すべてをさらけ出して
エネルギーを放出してってください」

と言い続けてきた。

それを身をもって
実行したのだと思います。

いつものように。


有事のときこそ
人の本質が見えるものです。

わたしは、このツアーでの
一連のできごとを知ったとき
稲葉さんの人となりが見えた気がして
とても好感を持ちました。

稲葉さんのブレない強い意志
そして彼に全幅の信頼を置き
温かく見守る松本さんの
懐の広さ。

そういうのが
全部このライブに表れています。


これまでの30年という年月と
今回のアクシデントを経ての想いは
ライブ終盤のMCで
語られることになります。

それがまた感動ものでして……。


17年というブランクを
たった2時間ほどで軽々と飛び越え
わたしを再びB'zファンに蘇らせてくれた
(それこそ沼に引きずり込まれるように)
HINOTORI。

まだ書きたいことがあるので
続きは後編に書きますね。

それでは今日はこのへんで。

せーのっ!
おつかれ~。