7月末からの3週間の日本の生活は、これから11年ぶりに
母国へ戻る私たち、そしてほとんど初めて日本という国を始める
子供たちにとっては有意義なものでした。
でも、私たちが到着した直後からものすごい暑さと湿気がやってきて、
それに慣れるのに苦労しました。
24時間一定温度に保たれている家に住んでいるのが当たり前の
この長い歳月…を感じました。
リハビリにはいったいどのくらいの時間が必要なのでしょうね。
つくづく、この大国はお金をかけていかに人間が苦しい思いをしないで
楽をできるか、を極めている国だ、ということがよくわかりました。
そのことが、人間を国を、そして地球をも駄目にしている、ということに
全く気づかぬまま…。
日本に帰って、私たちはもう少しまともな、環境を考えた、人間らしい
生活が始められるのです!
さて、その蒸し暑さをも楽しむかの如く、子供たちは様々な体験を
日本でしてきました。
Nは、生まれて初めて塾、というものに通い、”ガリ勉”という言葉を
覚えて帰ってきました。
塾から帰った当初のNの話し方に変化が…。
”なんかぁ、それってぇ、メッチャメチャびみょ~な感じじゃん!”
今まで使ったことのないような表現がいきなり飛び出してきてびっくり。
こうして少しづつ、日本人になっていくのですね。
Kのほうも面白い体験をしましたよ。
ご存知、ちがさきは、あの、野口聡一宇宙飛行士の故郷!
毎年、8月に宇宙の日として彼のスペースシャトル帰還日を記念して
イベントが行われます。
今年は、宇宙飛行士体験プログラムなるものに、なんとKが、大きい
講堂に集まった子供たちを代表して(たまたま選ばれた)ステージに
上がり、野口さんたち飛行士の訓練士であるJAXAのトレイナーの方に
教えていただきながら、宇宙での船外活動、を疑似体験しました。
そのあとにはこんなおまけまで!!
家に帰ると、いつも4人でつるんでいました!
こちらはかつうらでのK まだ時差ボケか~?